司法書士から業務の幅を広げたいと法曹を志望。完璧主義を捨ててとにかく続けていくことが大切

F.Fさん(41 歳)

司法書士

合格者イラスト
◆出身大学/早稲田大学第一文学部
◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、ステップアップ論文講義、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試など



※プロフィールは、2015年合格時点のものです。
 

はじめに

私は司法書士として働いていますが、仕事で簡裁代理や裁判書類作成といった形で裁判業務に携わるうちに、より業務の幅を広げたいと考えるようになりました。そこで、予備試験を経ての司法試験受験を思い立ちました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

予備試験合格に必要な基礎的な法知識・法理論については、伊藤塾の基礎マスター、論文マスターで十分に得ることができました。特に基礎マスターで使うテキストはとてもわかりやすくまとまっていたので、学習を続ける中で気づいたことや気になったことは常にこのテキストに書き込むようにしていました。

短答式試験対策について

短答式試験については、基礎マスターのテキストや、条文・判例を参照しながら過去問をひたすら繰り返しました。短答式試験対策としては、過去問の反復が何より効果的だと思います。

論文式試験対策について

論文式試験についても、伊藤塾の論文マスターのテキストを、基礎マスターテキストや条文・判例を参照しつつ繰り返しました。結局、短答式試験でも論文式試験でも、アウトプットの形式こそ違うものの、基本的な知識をいかに使いこなせるかが大事だと思います。

一般教養科目対策について

論文式試験については、伊藤塾のコンプリート論文答練や直前答練がとても役に立ちました。特に坂本講師の解説講義が勉強になりました。坂本講師の過去問分析に基づくわかりやすい解説のおかげで、一般教養科目の論文問題に対する苦手意識がなくなりました。

口述試験対策について

口述試験については、論文試験終了直後の無料公開講座を受講したおかげで、ポイントを絞った対策が立てられました。実際の学習方法としては、民事系も刑事系も、口述試験までに新たな知識を増やすのではなく、基本的な知識をより正確に理解することに務めました。

伊藤塾の学習と仕事との両立、学習フォローについて

私は仕事をしながら学習していましたので、伊藤塾に通学して生の講義を受けることができませんでした。もっとも、伊藤塾の講義はインターネットでの受講が可能でしたので、仕事と両立しながらの学習も支障なく続けることができました。

最後に

私が予備試験に合格することができたのは、とにかく最後まであきらめずに学習を続けたことに尽きます。働きながら合格を目指す社会人受験生は、とかく勉強 以外の面でもストレスを抱えがちですし、受験に対するモチベーションを維持するのにも何かと苦労すると思いますが、だからこそ、学習が計画どおりスムーズに進まない場合でも、完璧主義を捨ててとにかく続けていくことが大切だと思います。
私は、本当にたくさんの方々の支えのおかげで、ここまで学習を続けることができました。