必要な論点が分かりやすくまとめてある伊藤塾の教材は効率的な学習を可能にしてくれました。

Y.M さん(22歳)
 

合格者イラスト
東京大学法学部4年在学中
【合格校】
・東京大学法科大学院(既修)
◆適性試験 / 第1回:262点 第2回:225点
◆学部成績 / GPA:2.92
◆受講講座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別過去問分析講義 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

私は大学入学時点では、まだどのような進路に自分が進むかが定まっていませんでした。勿論その中で法曹の道というのは魅力的ではあったのですが、国家公務員などへの興味もありました。しかし、実際に法律家として活躍されている先輩方のお話を聞いていて、自分がやりがいを見いだせる仕事は法律家、特に弁護士なのではないかと考えるようになりました。特に企業法務を扱う弁護士になる事を志すようになりました。ただその後伊藤塾に入塾したきっかけというのは胸を張れるようなものではなく、周りの法曹志望の友人達が伊藤塾に通い始めたからというものでした。とはいえ、今となってはその選択を本当にしてよかったと思っています。法律の勉強というのは膨大な量があり、そのような法律の勉強を効率よく行うという意味で、伊藤塾に通う事は大きな意味を持ちました。しっかりとシステム化された講義、教材がある事で自分の中ではっきりとした学習指針が立ちますし、それをこなしていけば合格につながるという安心感も持てるからです。そういう意味でも、これから法科大学院入試を目指す方々には伊藤塾を利用される事をお勧めします。

私がとった勉強方法

正直自分は、入塾時期こそ早いものの大学4年生になるまでは、学校の試験勉強以外ではほとんど法律の勉強をしておらず、そのため基礎的な法知識の修得と実践段階の学習をほぼ同時進行で行っていました。実践段階の学習、特に問題研究の問題・解答を読みこんで、その中で分からない部分について基礎マスターのテキストを読んでいくという勉強方法をとっていました。また基礎マスターテキストを読む際にも、時間の観点からじっくり読む事をせず、見出しレベルの知識を定着させ大枠を把握していくという方法で勉強していました。論文の問題を見て、そこから知識修得へ立ちかえるというこの勉強方法は、基礎知識の修得の段階で既にその応用のイメージを頭の中で描けるという意味でとても自分としてはためになった勉強法だと思います。

学部成績について

自分は大学の成績はとても良いとは言えるものではなかったのですが、それでもやはり、学部の試験勉強においては伊藤塾の基礎マスターのテキストは非常に役立ちました。学部の授業で使う教科書に比べ、伊藤塾のテキストはかなりまとまっているので、試験前の理解できていない部分の洗い出しなどに使っていました。また、大学の授業は学説の変遷などを主に扱う授業が多かったのですが、一方で試験では事例問題を出すという授業が多く、そのような授業の試験対策としては論文マスターの講義がかなり役立ちました。

伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて

私は大学4年間ずっと演劇を続けており、なかなか勉強に十分な時間を割く事ができませんでした。そういう状況の中で、伊藤塾のインターネット受講はかなりありがたいシステムで、サークルの活動が終わった後、深夜などに勉強をする事が可能となっていました。 
また時間の節約という意味でも、必要な論点が分かりやすくまとめてある伊藤塾の教材は効率的な学習を可能にしてくれたものだと思っています。