大学生活も全力で楽しみながら、
慶應義塾大法科大学院に早期卒業で合格

R.Iさん
 

合格者イラスト
慶應義塾大学法学部3 年在学中
◆ 学部成績/【GPA】:3.94(131:9:0)
◆ 受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別 過去問分析講義など
◆ 合格校/ 慶應義塾大学法科大学院(既修・早期卒業)

はじめに

私は高校生のときに「法律という言葉の力で人を助けることのできる弁護士になりたい」と思い、法学部法律学科へ入学しました。そして2年次に伊藤塾に通うことを決め、ほぼ同時期に学部を早期卒業して3 年生で法科大学院入試を受ける道があることを知ったため、慶應義塾大学法科大学院既修者コース「学部3 年生4 科目入試」を受験することを決めました。

私がとった勉強方法

(1)基礎的な法知識・法理論の修得について

1 年次に大学の授業で基礎的な法律知識を身につけていたので、伊藤塾の講義では既習部分については復習として、未習部分については新たに学習していくという形を取っていました。基本書については大学の授業で指定されたもの以外には手を出さず、全て基礎マスターテキストを使って勉強しました。

(2)慶應義塾大学法科大学院対策について

慶應義塾大学法科大学院対策としては、適性試験対策講座、法科大学院別過去問分析講義(慶應義塾大学編)、法科大学院別法律科目論文模試(慶應義塾大学編)を受講しました。過去問については、Web 上に問題があるのみで解答・出題趣旨が載っていなかった(2018 年度からは出題趣旨のみ掲載)ため、過去問分析講義で合格答案の目安をつかむことができました。また論文模試は8 月の上旬に添削が返却されるため、答案作成が完璧ではない科目については入試本番までの1 ヶ月間で対策することができ、試験直前期にやるべきことを把握することができました。そして、問題研究に載っている問題を解き、論文ナビゲートテキストに載っている論証を理解して暗記するだけで他のテキストには一切手を出しませんでした。問題研究を使って各論点に対する論述方法を身につければ、法科大学院入試では十分に戦えると思います。

早期卒業・飛び級合格について

大学の勉強を甘く見ずに、きちんと授業を受けることが大事だと思います。大学の授業は伊藤塾での学習に当然に役立つので、「教授はどの説をとっているのだろう」「この事例問題は問題研究のどの問題に類似しているだろうか」などと考えながら自身の学習に役立つように授業に向き合うことで、良い成績を取ることができ、自ずと早期卒業の道は開けてくると思います。また、慶應義塾大学法科大学院の既修者コース学部3 年4 科目入試は、憲法・民法・刑法・商法での受験ができます。そして、2 年次に入塾しても4 科目の論文マスターを早めに受講できるようにカリキュラムを変更していただけたことで、入試までに十分対策することができました。1 年次はサークルやアルバイトに力を注ぎ、2 年生からはそれらと両立させながら学習をすることが可能だったので、大学生活も全力で楽しみたいという人にはとても良いと思います。

最後に

私は、法律家としての専門性を活かしながら、会社の利益極大化に向けてビジネスを法務的側面から支えることのできるインハウスローヤーを目指したいと思っています。法律の学習を進めていく中で、法律とは必ずしも困っている人を救うことのできる万能なものではなく、ときに利害関係の調整の結果として辛辣な結果を突き付けてくるものでもあり、「救いの道を示すことのできる可能性を秘めた1 つの手段」にすぎないのだと気づきました。そこで私は、様々な法的リスクを抱える企業に属し、弁護士という立場からビジネスを支え、法的リスクを最小限に留めたビジネスを社会に送り出すことで、より成熟した社会を作っていきたいと思うようになりました。法科大学院入学後も、自分の利益のために勉強するのではなく、自分の力を社会に還元し、世の中に貢献するために学習していこうと思っています。
 

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