早めに入塾して受講をすすめていたことで 後の勉強が楽になりました

予備試験W合格

C.Qさん: 東京大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]: 3.89  S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=57:62:15:0 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、 予備試験全国公開短答模試など

合格校/東京大学法科大学院(既修)

はじめに

大学入学時点では法律に特段興味を有していませんでしたが、1年次前期に受講した大学の法学 入門の講義を通じて面白さを見出し、法律家を目指すことに決めました。そして、伊藤塾に通って いる先輩や同期が多く、合格実績も良かったことから、そのまま伊藤塾に入塾することにしました。 法律の勉強に本腰を入れたのは2年次後期からでしたが、それまでに少しずつでも講義の受講を進 めていたことでその後の勉強が楽になったので、早めに入塾して良かったと思っています。 

私の勉強法

基礎学習について

常に基礎マスターのテキストを中心に勉強していました。学部の期末試験や予備試験、法科大学 院入試等の試験があるたびに基礎マスターのテキストを一周読み直し、忘れていた箇所や不安な箇 所を中心に全体的に復習していました。テキストには講義で指示された、重要度に応じたランク付 けが記入してあるとともに、自分が忘れやすい箇所が目立つ色でマークしてあったため、控えてい る試験の難易度や性質に応じて復習の精度を調整していました。また、論文マスターと論文ナビ ゲートテキストが論述式の試験に大いに役立ちました。これらを通じて基本的な論証と答案の型を 定着させることで、前述のいずれの試験にも取り組めるようになりました。世の中には非常に多く の参考書が出回っており、いろいろな教材をおすすめされることがありましたが、まずはひとつに 絞ってそれをしゃぶり尽くすことで基礎を身につけることが重要だと思います。

法科大学院対策について

東京大学法科大学院の入試問題は、基本的に予備試験の対策をしていれば十分取り組める内容と なっています。入試対策としては、基本的に基礎マスターや論文マスターの復習で事足りました。 もっとも、過去問検討は欠かせないと思います。入試問題において要求されている法律知識は基本 的なものがほとんどでしたが、予備試験のような事案処理型の設問ばかりではなく、学部の期末試 験のような学問的な設問が多いからです。東京大学の本郷キャンパスにて販売されている直近5年 分の検討で十分だと思うので、ぜひ取り組みましょう。また、やや細かい点ですが、答案用紙にマ ス目が印刷されており、一マスにつき一字を記入する方式は、学部の期末試験や予備試験と異なる ので、先輩から入試当日に持ち帰った下書用紙を頂戴する等して一度答案を作成してみると当日書 きやすいと思います。 

おわりに

予備試験対策として基礎マスターと論文マスターを一通りしっかりとやることで、いつのまにか 学部の期末試験や法科大学院入試にも十分取り組めるようになっていました。伊藤塾のテキストには網羅性があるので、これを復習すれば大丈夫だという安心感を与えてくれます。対策に不安を感 じている方は、まずは講義を一通り受講してみることで、いつのまにか知識と自信が身につくこと 間違いなしであり、合格された先輩方の多さがそれを物語っています。皆さんのご検討をお祈りし ています!