大学の成績で可能性を諦めない! しっかりした環境で勉強をすれば夢は開けます!

早期卒業・飛び入学
特待生合格

D.Kさん: 同志社大学法学部3年 ◆学部成績/[GPA]: 3.27  A:B:C=32:18:9 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、 予備試験全国公開短答模試、法科大学院入試対策ゼミなど

合格校/京都大学法科大学院(既修)早期卒業、 神戸大学法科大学院(既修)早期卒業、 同志社大学法科大学院(既修)早期卒業・全額免除

はじめに

もともと中学生の頃から法曹という職業に漠然と憧れを抱いていたので、文理選択でも文系、大 学の学部を選ぶ時も法学部を選びました。私の目標はまず司法試験を突破することでしたが、大学 へ入学し、はじめて法律を学ぶ中で、勉強法が合っているのかどうか、周りはどうしているのかと いうことを気にするようになりました。また、何か決められたものがないとダラダラしてしまって 勉強が進みませんでした。そこで、実績がある伊藤塾を選び勉強を始めました。入塾したのは1年 生の6月頃でしたが、その頃の私はサークル活動・バイトで忙しくしており、基礎マスターが終わっ たのが3年生になる年の春休みでした。伊藤塾で勉強するメリットは、なんといっても講座・教材 の充実だと思います。基本書や大学の講義等で理解を深めるのも素晴らしいとは思いますが、伊藤 塾での講座・教材をベースに学習を進めると効率が上がります。重要度のランク付け、論証のまと めは、特に法科大学院の試験にも役立ちました。 

私の勉強法

基礎学習について

私の勉強法は、とにかく「塗り重ねていくこと」です。わからなくてもとりあえず先へ進めて、 何周もして理解していくというものです。基礎マスター段階では、はじめの頃は、講義を聴く→そ の日の夜に該当ページを読む→次の日に論証も併せて復習、という風にしていました。しかし、や はり大学の授業に出席し、アルバイトやサークルと両立しながら基礎マスターも完璧にこなすとな ると、どうしても量が多く負担に感じてしまいます。現に私はそれで一度リタイアしかけました。 そこで、基礎マスターを受講して逐一完璧に復習をするよりも、まず一度基礎マスター講義を全部 視聴してから復習という形で論文マスターを進める勉強方法に変更しました。私は、わからない文 章を読み続けるより、わからない論文を解いてみる方が苦痛でなく自分の性格に合っていたので、 まず問題に触れることを優先させることを重視しました。論文マスターについても、最初から完璧 に答案を書くのではなく、条文指摘・論点抽出等基礎的なことで一周し、その後重要フレーズを加 えるなどして二周しました。そして、ようやく講義を視聴することで三週目…という風に塗り重ね ていくことで徐々に記憶に定着していったと思います。

法科大学院対策について

京都大学法科大学院対策について 京大の試験の特徴として、試験時間が長く問題の難易度が高 いことが挙げられます。ただ、マイナーな論点というわけではなく、重要論点の中から出題してい るというイメージはありましたから、とりあえず論点A+、Aランクは完璧にしていくことから始 めました。私は、京大を受けるにあたって伊藤塾の京大対策講座を受講しました。その講座に関して先輩から、2週間前からはもう新しい問題を解き始めるのはやめて復習に徹するべきだ、というアドバイスをいただきました。京大の試験は11月14、15日でしたので、10月末までには過去問等 新しい問題を解き終えることを目標に学習計画を立てました。8月の予備試験短答式試験が終わっ てから9月末まで論文マスターや論証パターン集を何周かしつつ、10月頃に初めて過去問を解きました。京大の過去問は解答があまり詳しく掲載されていないので、過去問は合計2年分程しか解 きませんでしたが、その代わりに京大対策講座に付いていた京大模試を1年分解きました。過去問を解く際に一番大事にしていたのは復習です。私は復習が苦手ですが、この3年分だけはもう一度 出題されたら確実に高得点をとれるほど復習しました。繰り返しになりますが、京大入試に向けて したことは、論文マスター・論証パターンの復習と過去問2年分+模試1年分のみです。あれもこ れも手を出すことをしなかったおかげでうまくいったと感じています。

早期卒業・飛び入学合格について

早期卒業を目指した理由は、大学に一年間在籍する費用の削減が大きな理由でした。学部の成績 はあまり良くありませんが、それでも京大をはじめ出願したすべての法科大学院に合格したのは、 伊藤塾の素晴らしい講座と教材のおかげだと思います。私の学習の基礎は論文マスターの問題集を 解くことによって固められました。ただ、早期卒業のデメリットとして、一年間自分より多く勉強 してこられた先輩方とはすでに学習量の差が顕著であると思うので、同学年で先輩方とともに勉強 することは不安でもあります。しかし、だからこそ周りに学び吸収していけたらいいなと思ってい ます。 

おわりに

私は、学部の成績があまり良くありません。法科大学院試験、特に3年次特別においてはかなり 不利益な事情ですが、それを覆して合格することができたのは伊藤塾のおかげだと思っています。 学習が遅れていて不安に思っている方も多いと思いますが、私の学習スピードの遅さや成績を見 て、「こんな人でも合格できるんだ!」と希望を持って欲しいです。法科大学院入学後は、周りに ついていけるように今まで以上に努力して、より早い司法試験突破を目指したいと思います。