どちらの法科大学院の受験対策も 基礎マスターテキストと論文マスターテキストで十分に対策可能


D.Oさん: 大阪大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]: 3.36 / S:A:B:C=16:53:47:20 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練など

合格校/京都大学法科大学院(既修)、 大阪大学法科大学院(既修)

はじめに

 私は大学1年生の終わり頃、法整備支援に携わっていた弁護士の方の講演会に参加した際に、専 門的知識を持って社会貢献をすることへの漠然とした憧れを抱いたことから、司法試験を目指すこ とを決めました。伊藤塾を選んだのは、圧倒的な実績があったことと周囲の友達が通っていたこと、 また実際に講義を体験させてもらった際に講師と教材の質の高さを実感したことが挙げられます。 

私の勉強法

基礎学習について

 基本的な知識は基礎マスターテキストに網羅されており、基礎マスターの講義は復習を主軸にお いて受講していました。ただ、アルバイトやサークルでの忙しさに感けてしまい、通学クラスに登 録していたものの、ほとんどインターネットフォローで受講することになってしまいました。今思 えば、伊藤塾が提示してくれる学習計画に沿って受講し、復習時にもその範囲に応じた短答の過去 問を解いていれば学習効率は大幅に違っていただろうなと後悔しています。論文マスターを受講す るようになってからは基礎マスターテキストは辞書的に使うようにし、まず問研の問題に取り組ん で、適宜指定された範囲の基礎マスターテキストを参照するようにしていました。また、この段階 では論文の答案の基本的な型を覚えることに注力し、論文ナビゲートテキストの論証を「その論理 をいつ使うのか」ということを意識しながら反復していました。論文マスターは予習の際に答案構 成・起案をするかしないかで受講における吸収率が大きく変わってくると思うので、講師が指定し てくれたものについては最低でも事前に答案構成はしたほうが良いと思います。 

法科大学院対策について

 どちらの法科大学院の受験対策も基礎マスターテキストと論文マスターテキストで十分に対策可能だと思います。時間配分の違いや科目の特色などは多少あるものの過去問を3年分ほど解いて伊 藤塾の講師の方や先輩・友人などにチェックして貰えば、予備試験・司法試験対策としてしてきた 論文の勉強を加工することは容易だと思います。例えば、京都大学法科大学院では憲法では統治の 分野から例年出題がありますが、基礎マスターテキストを読み込み、重要とされる論点・条文を把 握すれば、後は答案としての体裁を保てれば周囲と大きく差がつけられることはないと思います。 何より大事なのは周囲が書けるレベルの論点・条文の趣旨・条文等を落とさないことだと思うので、 論文マスターのB+以上の問題をしっかりと復習しておくことが大事だと思います。 

おわりに

伊藤塾に通って良かったのは勉強面でももちろんそうですが、個人的には切磋琢磨できる優秀な 友人と出会えたことが大きいと思います。彼らに負けないように、追いつけるように、日々弛まぬ 努力を続けていこうと思います。