受験生の間でも考える問題が出題されると定評があります。

法科大学院ルートで司法試験合格

飯田 匡崇さん(27歳)
 

合格者イラスト
中京大学法科大学院(未修)修了

◆出 身 大 学 /滋賀大学経済学部
◆受 講 講 座 /司法試験入門講座基礎生、司法試験演習秋生、合格答案徹底分析講義

※プロフィールは、2011年合格時点のものです。

私がとった勉強方法

論文式試験対策について

私は2回目の新司法試験挑戦時に現場思考型の問題に対応しきれませんでした。本番の問題はどの科目も見たことのない問題や知識では太刀打ちできない問題が出ます。
そこで、受験生の間でも考える問題が出題されると定評のある伊藤塾のペースメーカー論文答練を受講しました。ペースメーカー論文答練では、考える問題である応用問題だけでなく基本問題がバランス良く出題されており、現場思考力を養うだけでなく基礎的事項の確認もできました。
また、本番では時間内に答案を書き切り、途中答案を出さないことが求められます。たとえどれだけ完璧に答案構成していても答案上で示せなければ点数には結びつきません。しかし、答案を書き出すといろいろな論点が思い付いたりして時間内に答案を書くことは多くの受験生が苦労します。このように、時間内に答案を書きあげる能力は一朝一夕では身につきません。そこで、毎週の過去問起案と並行して本番のクオリティに近いペースメーカー論文答練の問題を本番と同じ時間で毎週解くことで、少しずつ時間内に答案を書き切ることができるようになりました。
このように過去問起案とペースメーカー論文答練を受講したことで、私は3回目となる今年の本番では、現場思考問題にも驚かずに取り組むことができ、途中答案もなくすことができました。
なお、ペースメーカー論文答練はTWO-WAY添削のため、答案は一度解説講義を聴いて疑問点を書き込んでから後日に提出をしました。そのため、インターネット解説を後回しにせずにサボることなく視聴できました。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

「ペースメーカー論文答練」を通学受講で利用することで、在籍する法科大学院とは違った環境で緊張感を持って答練に挑むことができました。学校の自習室の机とは異なり机が狭い・汚いということもありましたが、本番でも同様のことはあるので良い練習ができました。
また、答練の解説はインターネットで視聴し倍速等もできるので、自分の都合に合わせて良い時間に良い速度で視聴することができました。

法科大学院での受験対策、伊藤塾の活用

法科大学院は法律実務家養成のために存在する一方で受験勉強は行ってはならないという矛盾が存在します。そのため、法科大学院では表立った受験指導はできません。そこで、目的が受験対策・試験合格である受験指導校を利用することは効率的です。

学習スケジュール管理について

伊藤塾の答練を利用する一方で、毎週定期的に1~2問の新司法試験の過去問起案を行いました。本番の独特の問題を定期的に解くことで司法試験の問題の解き方・起案の仕方を身につけていきました。過去問を解くのは一人ではサボることもあります。そこで私は少人数で過去問を同じ時間に解くことで毎週強制的にコンスタントに過去問を解いていくことができました。大勢では予定が合わない等と柔軟性に欠けますが、少人数で過去問を解くことで各自の都合に合わせながらも過去問をこなしていくことができました。

最後に

個人的に答案を見て頂いた合格者には答案指導だけでなく何度も励まされ、とても感謝しています!
合格までには何度も心が折れそうになりましたが諦めずに頑張ってきて良かったです。皆さんも最後まで諦めずに頑張ってください!