初めて講義を聴いた際、わかりやすく指導してもらえるのだなあと感じました。

法科大学院ルートで司法試験合格

西田 京平さん(26歳)
 

合格者イラスト
大阪大学法科大学院(未修)修了

◆出 身 大 学 /名古屋大学法学部
◆受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生、司法試験全国公開模試 など

※プロフィールは、2011年合格時点のものです


はじめに

私は、高校時代に参加した講演会で、DVが原因でうつ病になり、その後社会復帰した被害者の方の話を聞き、被害者の救済に携わりたいと考えました。
その後も法曹になりたいという気持ちは変わらなかったため、大学は法学部に進み、司法試験に合格すべく大学2年生(19歳)の後期から伊藤塾に通い始めました。基礎マスターで初めて講義を聴いた際、法学部とはいえ授業に出ていなかった私にも、わかりやすく指導してもらえるのだなあと感じたことを覚えています。 

私がとった勉強方法

受験生の方の中には、そもそも答案を書かない方、答案を書いても評価をしてもらわない方が多いと思います。しかし、書かなければ、自分のわかっていることが思っている以上に答案に表現できないことがわかりません。そして、答案を書いても人に評価してもらわなければ、間違った知識や書き方を訂正してもらう機会がないので、そのまま覚えてしまうということになりかねません。その点で伊藤塾のペースメーカー論文答練は、一定のペースで答案を書く機会が設けられるので、書く練習になります。また、客観的な視点から評価もしてもらえます。受験生の方で、勉強にだれがちな方は、答練を受講して強制的に答案を書く機会を作ってみることを勧めます。
そして、もっとも重要なことは、これらのことを一定のペースで継続することです。法律知識は膨大ですし、飲み会に行けばすぐ忘れます。答案も、書かないとあっという間に書き方を忘れてしまいます。私自身はすぐに思い出すことができない頭の持ち主でしたので、継続という点を常に頭に置いていました。
この毎日の小さな意識が、2回目の合格につながったと思っています。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度

大学時代には通学受講をしていたのですが、一緒に勉強する仲間を作り、よきライバルとしてお互いに高め合おうという雰囲気を作ることができたのは非常によかったと思います。その雰囲気の有無によって勉強するモチベーションが全く違うものになるからです。
特に個別指導は受けたことはありませんでしたが、友人の話では、親身になって話を聞いてくれたとのことでした。人生相談にも乗ってくれるそうです。積極的に利用しておけばよかったと少し後悔しています。

法科大学院での受験対策

私の大学は、基礎知識習得に力を入れていました。しかし、答案を強制的に書き、第三者に評価してもらう機会は、当時は期末試験しかなかったため、書く力を伸ばすためにも友人とゼミを組んで過去問を書く訓練をしました。

学習スケジュールの管理について

私自身、一つのことにストイックに向かうことができる性格でしたので、毎日ぶれることなく一定の時間を作り、勉強にあてることができました。
しかし、やはり成績が伸びずスランプに陥ることや、やる気がなくなることもありました。その際には、ランニングをしたり、水泳をしたりしてストレス解消を行っていました。受験生の方で、ストレスが溜まらない方はいないと思います。なので、自分なりのストレス解消法を見つけておくことが大切だと思います。

最後に

私は1回目の受験失敗で挫折を味わいました。しかし、この挫折から立ち直って勉強を続けることができたことで精神力を鍛えることができました。また、辛い思いをした分、合格発表で自分の番号を見つけた時の感動は、人一倍大きいものがあると思います。この喜びは、言葉では表すことができないほど大きいですよ。ぜひ合格を勝ち取ってください。