未修者コース入学までに基礎を修得することは法科大学院の授業についていくにも必要不可欠でした。

法科大学院ルートで司法試験合格

岡本徳大 さん(29歳)
 

合格者イラスト

龍谷大学法科大学院(未修)修了

◆出 身 大 学 /立命館大学法学部
◆受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生、ペースメーカー論文答練、司法試験全国公開模試 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。



はじめに

私は、大学在学時に、自身の経験から、消費者問題・在日外国人の国際私法問題に興味を持ったことを契機として、法曹を志しました。そして、独学では何から手をつければよいかもわからなかったため、伊藤塾に入塾し、法科大学院への入学を目指しました。
伊藤塾の講義は、大学の授業とは異なり、端的に、即使える知識を修得するという側面があり、そのアプローチの仕方の違いが印象的だったことを覚えています。私は、大学時代、不勉強な方でしたので、少しでも遅れを取り戻そうと必死に伊藤塾の講義に食らいつきましたし、これによって法科大学院の授業についていけるだけの知識は修得しえたものと感じています。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

私は上記のように、法科大学院入試の際に初めて伊藤塾に入塾しましたが、もともと未修コースを目指していたので、入試のためでなく入学後の授業に追いつけるように勉強をしていました。
法科大学院の授業の中には、一つの論点を様々な角度から多角的に検討するものもあったため、法科大学院入学までの間に、一般的な考えを修得しておいたことは、法科大学院の授業についていくにあたって必要不可欠であったと感じています。
また伊藤塾では、ペースメーカー論文答練・司法試験全国公開模試というアウトプットの訓練の場と、短答マスターといったインプットの訓練の教材が用意されているため、これらを併用することにより、アウトプットを前提とした基礎的な法知識・法理論を修得が可能となったと感じています。

論文式試験対策について

私は、短答式試験の対策を行うにあたっても、常に論文式試験の対策を行うべく、必ず問われた条文の趣旨なり、判例の用いた理屈なりを参照して、自分の中で納得するまで反芻していました。よって、論文式試験の対策を別個に行ったということはそこまでないというのが、正直なところです。
論文式試験で高得点を得るために注意すべき点としては、上記のように、事実をしっかりと摘示し、摘示した事実をしっかりと評価し、結論を導くことであると考えます。これを合格点レベルで行えば、おそらく法解釈を行うための時間および紙面にはそこまでの余裕が残されていないと思います。だからこそ、法解釈の部分は端的にわかりやすく示すべきであり、そのための前提知識もまた端的に整理して修得すべきであると考えるのです。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について


伊藤塾の講座のフォローとして、泉谷講師には、基礎的な法知識・法理論の修得をはじめ、合格答案のイメージを固めるにあたっても多くのことを学ばせていただきました。もちろん、伊藤塾には他にも多くの優秀な講師がいらっしゃり、なかなか解消しなかった疑問点を何度も解消していただきました。