社会人5 年目、経済学部出身でゼロからの司法試験の挑戦
予備試験ルートで仕事をしながら司法試験一発合格!

法科大学院ルート 予備試験ルートで司法試験合格

O.T さん(29 歳)
 

合格者イラスト
働きながら合格
◆ 予備試験合格時 /働きながら合格
◆ 出 身 大 学 /私立大学経済学部
◆ 受 講 講 座 /論文マスター、憲民刑集中講義、
司法試験演習秋生、司法試験論文マスター、司法試験論文過去問答練、
TKC 司法試験[ 短答式] 全国実力確認テストなど
※プロフィールは、2016年合格時点のものです。

はじめに

もともと経済学部出身であり、法曹志望では全くありませんでしたが、人事異動で弁護士の方が上司になり、法律の世界の面白さに触れ、せっかくなら法曹を目指したいと思ったことがきっかけです。とはいえ、はじめは司法試験は敷居が高いと感じていたため、勉強することに躊躇していましたが、社会人5年目頃に司法試験の勉強をはじめました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の学修について

私は法学部出身ではなく、ほとんどの科目について学んだことがなかったため、とりあえず試験対策講座を購入し、そのわかりやすさに驚いたことを覚えています。そして、短期間で総復習が可能な集中講義を受講することとしました。その後に受講した論文マスターも、基礎知識の復習に役立っていたと思います。
私は、大学院等で講義を受けたことはなく、またいわゆる基本書を読んだこともありません。合格に必要な知識は、伊藤塾の講座で十二分に網羅されていると思います。

論文式試験対策について

予備試験論文試験まではとにかく伊藤塾の論文マスターの模範答案例を書き写していました。頻出の論証や三段論法の基礎が身につき、また基礎的な知識をもとに簡潔な表現をすることができるようになったのではないかと思います。
予備試験合格後には、付け焼刃的な学習では対応できないと考え、ペースメーカー答練と過去問答練を受講することとしました。はじめは時間内に書ききれませんでしたが、まずは自分の知識を論文の形で表現する訓練が必要と考え、模範答案を見ずに初見で問題を解く練習をしました。このことにより、未知の問題に対して自分なりの解答を考え、それを答案に表現する力が身についたと思います。

働きながらの学習方法について 

フルタイムで仕事をしており、そのため、勉強時間は平日で朝1時間、夜2.5 時間程度、休日は8 ~ 10 時間程度でした。
働きながらの受験は可処分時間が少ないですが、その分集中して学習することができますし、何より学生よりも主体的に学習している実感が得られるため、大変ながらもとても楽しく学習することができました。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について 

インターネット講義を利用していました。仕事をしながらいつでも質の高い講義を聞くことができ、倍速再生機能やレジュメデータの配信など学習環境が整っていて素晴らしいと感じました。

予備試験受験を目指した理由と予備試験ルートのメリット 

社会人でしたので、法科大学院への進学は退職という大きなリスクを伴います。結果として、必ずしも法科大学院に行かずとも伊藤塾の講義で合格に十分な知識と技術を修得できると感じました。

最後に 

私が合格できたのは、家族、職場の上司や同僚、友人等の協力があったからです。このたびの受験経験は、私に新しいことを学ぶことの喜びを教えてくれました。今後も常に自己研鑽を怠らず、新しいことにチャレンジし続けていきたいです。

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