働きながら論文式試験をいかに突破するかがテーマでした

\ 予備試験ルートで司法試験合格 / 
 予備・司法 働きながら合格

M.S  さん

合格者イラスト
公務員
◆ 予備試験合格時 / 公務員
◆ 出 身 大 学 / 東京大学法学部
◆ 受 講 講 座 / 司法試験演習秋生など

※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

働きながらの学習方法について

私は地方公務員の正職員として働いて、今年で11年目です。学習開始は大学2年生でしたので、働き出す前に基礎学習を終え、旧司法試験の短答合格も経験していました。ただ、何度も論文式試験に跳ね返され、そのようななかで働いてきました。ですので、私の場合は、働きながら、いかに論文式試験を突破するかというのがテーマでした。まず、悪かった点としては、2017 年の予備試験までは、模試を受けずに、受験指導校の講座も受けずに、過去問やテキストを自宅で勉強するという独学しかしなかったことです。模試を受けなければ実戦練習ができず、合格へのイメージ作りができません。情報も入りません。論文式試験を早く突破するには、受験指導校を利用して模試を受けて、十分に復習することが絶対に必要です。次に、悪かった点の反省を踏まえて、2018年の予備試験の短答式試験後は、論文模試を受け、そのおかげで予備試験に受かり、2019年の司法試験も、模試・答練を半年間受けたおかげで、合格できました。

予備試験を目指した理由

予備試験を目指した理由は、旧司法試験に何度も跳ね返された、その悔しさを晴らすためです。また、試験合格を目指して、マイペースで勉強すること自体が嫌いでないこともあります。予備試験ルートのメリットは、働いている場合は、仕事を続けながら司法試験合格まで目指せるというリスク回避にあると思います。

おわりに

私のように長年かかってしまった方でも、あきらめずに、方向性を間違えずに(私には、伊藤塾が方向性を示してくれました)、こつこつ勉強すれば、合格発表のその瞬間に、自分の受験番号を見られるときが必ず訪れると思っています。これから予備試験・司法試験を受けられる方、ぜひ頑張ってください。何年かかってもいいと思います。最後に、私は地方在住で受験仲間もおらず、一人でずっと実家で勉強してきたのですが、家族の理解があって衣食住を提供してくれる、安心して思い切り勉強に取り組める環境で、長年の受験を続けられました。家族の援護にはたいへん感謝しています。どこかで(さりげなく)ありがとう、と伝えようと思います。