5 回目の挑戦でついに合格!最後まで自分を信じて走り抜きました

\ 予備試験ルートで司法試験合格 / 
 予備・司法 働きながら合格

Q.B さん

合格者
自営業
◆ 予備試験合格時/ 自営業
◆ 出 身 大 学/ 東京大学教養学部
◆ 受 講 講 座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング・司法試験演習秋生・司法試験論文過去問マスターなど
※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

はじめに

予備試験に合格してから5回目の挑戦で何とか合格することができました。仕事をしていたことや、年齢が比較的上であることなど、いろいろ言い訳はできるかもしれませんが、多くの予備試験合格者が翌年の司法試験に合格していく以上、すんなりとはいかなかった自分にはやはり反省すべき点が多々あったと考えています。

私の勉強法

基礎が大切であることはあたり前で、試験場の時間的、精神的プレッシャーのなかでいかにその基礎を迷わず書いていけるか、また理想的にはできるだけ正確に書いていけるかが点数という名の勝負を分けていくことになります。そのような能力をつけるため、まずは過去問を実際に自分で書いて、どのようなことを書くことがその問題で要求されていたのかを、身をもって体感する必要があると思います。また限られた時間で何を書くべきか考え、実際に手を動かして書くことで、どれくらいの内容をどのように書くべきなのか、実際書くことができるのかを、身をもって学ぶことができます。まさに、論文の過去問を時間内に実際に書くという作業がとにかく大切であると感じています。

働きながらの学習方法について 

日常生活の過ごし方も、とても大切な要素であると考えています。まずは睡眠です。それは試験会場で最高のパフォーマンスをするためです。試験勉強中であっても、安定した睡眠により、より質の高い勉強ができると思います。試験前には、試験当日と同じリズムで生活することをおすすめします。
さらに、個人的には3回目の試験の失敗後、瞑想をはじめました。私は『最高の休息法』という本を参考にしましたが、世界的にも瞑想が流行っていていろいろな本が出ているようです。私自身は、瞑想をすることで頭が休められて、より働きやすい脳になっていく感覚が得られました。また、圧倒的な精神的安定も得られ、睡眠の質も向上したように感じています。

おわりに

私自身は恥ずかしながら、予備試験に合格した安心感から勉強への集中力が低くなってしまっていたのが過去の敗因であった感じています。3回目の失敗が明らかになってから自分なりに意識を改革して、これまでとは違った形で試験勉強に没入する生活を送るようになりました。上述の睡眠や瞑想、規則正しい生活なども、合格に必要な力を得るためのより質の高い勉強に貢献してくれたように感じています。今、苦しい状況にある方にとっても、自分に必要な学びを粘り強く真剣にやっていけば必ず道は開けていきますから、自分を信じて最後まで走り抜いてください。