再チャレンジのつもりで予備試験ルートを選択

\ 予備試験ルートで司法試験合格 / 
 予備・司法 働きながら合格

I.Fさん

合格者
働きながら合格
◆ 予備試験合格時 /働きながら合格
◆ 出 身 大 学 /立命館大学法学部・立命館大学法科大学院(未修)修了
◆ 受 講 講 座 /司法試験演習秋生・司法試験論文過去問マスターなど
※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

私の勉強法

司法試験対策は、過去問研究に尽きます。問題文・出題趣旨・採点実感をしっかり読み込んで、どういう問われ方をした場合にどういう記述が求められるのかということ、および出題傾向を把握しておくことが重要です。過去問研究ができれば、それをインプットにフィードバックさせます。過去問を参考にしながら、この論点ならどういう問われ方をするだろうかと考えながらインプットすべきです。アウトプットについては、ペースメーカー論文答練などが役に立ちました。自学自習では、時間を超過したり基本書を参照したりと、どうしても甘えが出てしまいます。答練ではそういった甘えを強制的に排除することができます。

働きながらの学習方法について

仕事と学習の両立にとっては、勉強時間の確保が最も大変だろうと思います。学生であれば毎日10 時間勉強することも可能ですが、仕事をしながらではそうもいきません。しかし、漫然と10 時間勉強してもほとんど身につかないでしょう。集中した3時間の方がよっぽど力になります。勉強時間の確保が難しいと、1科目ずつ学習するということになりがちです。例えば憲法から進めるとして、次に憲法に触れるのは何ヶ月後かわからないということもあり得ます。それではせっかく勉強したことも忘れてしまいますので、5分でも10分でも前日の復習をするなどして定着させるか、常に触れている状態を維持するのが重要だろうと思います。

予備試験を目指した理由

私は法科大学院を修了しましたが、合格できませんでした。もう少し頑張ってみようということで予備試験を受験したところ合格でき、今年司法試験にも合格できました。社会人にとっては、生計を立てながら受験できる道として、価値が高いと思います。私のような者にとっても、再チャレンジの方法の一つとして、予備試験が用意されていることは本当によかったです。

おわりに

これまで受験指導校は利用してこなかったのですが、予備試験経由で合格を目指すと決めたときに、思い切って利用することにしました。それまではインプット重視の勉強をしていたのですが、自己の弱点を見つめ直し、アウトプットの訓練が必要と判断して答練を受講することにしました。その結果、予備試験・本試験と合格することができ、伊藤塾を利用してよかったなと思います。私は最終合格まで長い時間がかかりましたし、受験を継続するかどうか迷った時期もありました。どのような決断をしても、結局はその後の行動次第です。合格という結果を出す。そうすれば受験を決断してよかったとなる、そういうものだろうと思います。今悩まれている方の参考になれば幸いです。