コロナ禍で家事・育児との両立がさらに大変になっても、諦めずに隙間時間を活用しました。

\ 予備試験ルートで司法試験合格 /
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A.Fさん:公立大学国際学部卒業
予備試験合格時/公立大学国際学部卒業

受講講座
司法試験論文過去問マスター、司法試験演習秋生など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

自分の経験を活かして、依頼者の気持ちに寄り添える弁護士になりたいと思い、司法試験を目指そうと決意しました。また、地方で法科大学院が近くになく、子どもが小さいこともあり、通学することは難しいため、予備試験ルートにしようと決めました。

私の勉強法

〈基礎学習について〉

 インターネットを活用して基礎講座を受講していました。初学者の段階で、インプット講義もそこそこにアウトプットを始めました。当然ですが、最初は全く書けなくて辛い作業でしたが、これが一番理解につながる効率の良い情報だったと思います。基礎講座を受講した後は、過去問を繰り返す努力をしました。短答式のわからない問題は、参考書等で確認して、答えを覚えるのではなく、理解するように努め、答えを出す際は理由づけまで頭の中で言えるようにしていました。また、予備試験の勉強の段階から、司法試験を意識して、予備試験の過去問だけでなく、司法試験の論文過去問も受験仲間と時間を決めて書いていました。論文の過去問も、早くから目を通して本番の問題の難易度に触れておくことは大事だと思いました。

司法試験に向けた学習について

〈ペースメーカー論文答練を受講して〉

ペースメーカー論文答練は、地方だと受験会場がないため、受験仲間と時間をはかって自分たちで緊張感を持って受験できる環境を作っていました。時間配分に気をつけながら、見たことがない問題に対してどう取り組んでいくかを考える良い訓練になったと思います。講師が作成された答案もとても参考になりました。

〈司法試験論文過去問マスターを受講して〉

直近の司法試験の論文過去問まで解説がついていて、しかも全ての過去問が民法改正に対応していたのがとてもありがたかったです。

〈短答式全国実力確認テストや全国統一模試を受講して〉

全国統一模試を受講しました。今年はコロナ禍で、1回目の受験特には会場で受験できましたが、2回目は自宅受験となりました。司法試験は1日目と2日目の論文試験はとても時間が長く、体力勝負なところがあるので、本番さながらの緊張感で受験できたのが良かったです。また、会場受験では、本番の会場の下見もできました。

おわりに

直前期は家事をしながら講義をワイヤレスイヤホンで聴いたり、子どもが幼稚園に行っている間に急いで論文の答案を書いたりしていました。コロナ禍で幼稚園が休みになってしまい、勉強との両立がますます大変になってしまいましたが、諦めずに隙間時間を活用していました。ずっと支え続けてくれた家族には感謝しかありません。社会に貢献できる仕事をすることで周りに恩返しをしていきたいと思います。