はじめに

テレビで弁護士の仕事紹介の番組を観て、将来働くならこれだなと思ったのがきっかけです。

司法試験に向けた学習について

一通り過去問を解き終えてからはペースメーカー論文答練を受講しました。初見の問題を解くことで、緊張感をもって取り組むことができました。

〈短答式全国実力確認テストや全国統一模試を受講して〉

自分自身の力が受験生の中でおおよそどこに位置しているのかを把握できた点で有意義でした。また、初見の問題に取り組む機会でもあり、私にとっては貴重な経験になりました。

〈その他の講座を受講して〉

経済法の講座を受講しました。経済法を選択したもののリリースされている講座はほとんどなく、また法科大学院にも通学していない私にとっては大変ありがたい講座でした。講座は必要最低限の内容をコンパクトにまとめた内容となっており、選択科目ばかりに時間をかけてはいられない状況では受講しやすかったです。

〈司法試験対策に必要となる勉強について〉

短答式試験の学習に苦労しました。私は予備試験経由での司法試験受験でしたが、予備試験の際、憲法、民法の短答対策をしないで予備試験を突破したため、それら科目の対策はしていませんでした。そのため、少ない時間の中で一から対策をする必要がありました。また、予備試験と異なり司法試験は短答式試験と論文式試験が同時に行われるため、それらの調整も難しいものがありました。

おわりに

何よりも予備試験口述対策として模擬試験を無料でやっていただいたことに感謝しています。身近に受験生がおりませんでしたので、誰かと問題を出し合うことができない私にとっては大変有意義なものでした。また、司法試験プロジェクトの奨学生に加わることができ、それまでの私が受講してこなかった種類の講座に多く取り組むことができたことにも感謝しています。