仕事や生活、勉強のメリハリをつけながら基本をこまめに繰り返すことが大切

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B.Qさん:働きながら合格
◆ 予備試験合格時 /働きながら合格
◆ 出身大学 /早稲田大学卒業

受講講座
司法試験入門講座基礎生、司法試験論文過去問マスター、司法試験演習秋生など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

もともと理系出身でしたが、公務員試験の問題に法律科目があることを知り、法律に興味を持ったため、伊藤塾に入塾しました。その後、公務員になり、法律の勉強は辞めました。しかし、体力に自信がなかったことから、公務員の仕事を継続していくためには何か専門性があった方が良いと考えたこと、また、その頃に第一子が産まれ、夜泣きなどに備えて仕事帰りに仮眠を取ろうと近くのコミュニティーセンターに通い始めたことが、再び法律の本を読むきっかけとなり、そして司法試験の勉強を再開するきっかけとなりました。

私の勉強法

〈基礎学習について〉

基礎マスター受講時代に必要最低限の基本知識のみを記載したカード(各科目30枚程度)を作り、何度も目を通していました。早い段階でカードを作っていたおかげで、可処分時間がない中でも必要な基本をこまめに繰り返すことができました。カードは修正しながら使い、できる限り予習をして論文マスターを受講するように努めました。

働きながらの学習方法について

フルタイムで仕事をする社会人であるとともに、保育園に通う幼い子どもが二人いるため、可処分時間はあまり多くはありませんでした。それでも、その少ない可処分時間すべてを勉強に充てるということは、自分にとっては精神的にも体力的にも難しいと判断したため、週末の1日は勉強、もう1日は休息も兼ねて家族みんなで出かけるなどをして、仕事や生活、勉強のメリハリをつけていました。そのおかげで試験勉強を継続することができました。

司法試験に向けた学習について

司法試験論文過去問マスターを受講することで、論文の型を身に着けることができました。特に伊関講師の的確な問題分析をヒントに、書くべきところと、みんなにとっても難問であり時間をかけて書かなくてもよいところを区別する能力が身につきました。また、仕事が忙しく論文を書く時間が全く取れなかったので、全国統一模試を会場受験することで、答案を書く契機とすることができたことが合格につながったと思います。 

おわりに

伊藤塾には、親身になって相談に応じてくれる在宅校スタッフの方がいて、勉強の内容や進め方で不安になっている際に励ましていただき、本当にありがたかったです。 今年は、なかなか勉強が手につかず自分に自信が持てなくなり、本当に続けるのがつらい時期もありましたが、いかなるときも応援してくれた家族に報いるためという思いもあって、あきらめず勉強を続けることができました。家族への気持ちは言葉では言い表すことができません。でも、できる限り早く自分がなるべき法律家になることで、家族を安心させてあげたいです。