予備試験ルートの最大のメリットはデメリットがないこと

\ 予備試験ルートで司法試験合格 /
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M.Nさん:中央大学法学部4年
◆ 予備試験合格時 /中央大学法学部3年

受講講座
予備試験口述模試、司法試験全国統一模試

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

司法試験を目指した理由は、中学生のころから検察官になりたかったからです。司法試験教育で有名な中央大学に入学できたので、本気で司法試験を目指すことを決意しました。周りの環境が大きかったと思います。司法試験に合格する先輩方が周りに多くいて司法試験は合格できる試験であるという前提である環境で勉強できたことが短期合格につながったと思います。 

予備試験を目指した理由

予備試験を目指した理由は勉強したくなかったからです。司法試験に合格するために必要な勉強量を100だとしたら3年で100稼ぐのか6年で100稼ぐのかということで、結局必要な勉強量は変わらないと思っています。そうならば、長期間勉強したくないから3年で100稼ごうと思い予備試験を目指そうと思いました。予備試験ルートの最大のメリットはデメリットがないことだと思います。目指すことに損はないですし、合格できなかったとしても必ず自分のためになっていると思うので、チャレンジする意義はあるかと思います。予備試験最終合格が確定して就職活動が一段落したときには年が明けているので、そこから司法試験に向けて本格的に勉強していくことになるかと思います。約5ヶ月をどのように有効活用できるかが予備試験ルートの人たち(特に学部合格者)の課題かと思います。

司法試験に向けた学習について

〈短答式全国実力確認テストや全国統一模試を受講して〉

全国統一模試は3月と6月の2回受講しました。模試は自分の立ち位置を知るために受講しました。周りの受験生が書けるところ・書けないところ、周りがどれだけできないかというのを知ることができ、合格までの距離を測ることができました。点数については一喜一憂しないようにしました。点数や偏差値よりも添削で指摘されている、自分で気が付かなかないような悪い癖を把握することを重視しました。また本番と同じ時間で問題を解く経験が2回できたのは良かったです。長丁場である試験であるので、疲れや眠気、集中力について把握できたのは普段の勉強ではなかなか再現できるものではないので、参考になりました。 

〈司法試験対策に必要となる勉強について〉

司法試験の勉強において、振りかえって最も重要だと思ったのは、司法試験の出題趣旨と採点実感を熟読することだと思います。司法試験の出題趣旨と採点実感は司法試験における唯一の司法試験委員からのフィードバックです。新司法試験が始まってかなりの年月が経過しているので、過去問と同じ論点が出題されることもあります。その時に出題趣旨や採点実感で言及されていた事項を把握していれば周りに差をつけることができます。また、出題趣旨・採点実感では毎年同じようなことについて指摘がされています。司法試験委員の地雷をなるべく踏まないようにすることが大事だと思います。 

おわりに

どのような法律家になりたいか、勉強し続けていける法律家になりたいです。司法試験に向けて勉強してきたこと以上に、実務に出てからも勉強していきたいです。司法試験は必ず合格できる試験だと思います。伊藤塾を利用して勉強の方向性を間違えずに勉強を継続していければ必ず合格できると思います。頑張ってください。