独学では自分には厳しい。答案を書くことを前提に法を学べる伊藤塾は、勉強の指針を示してくれました

M.Tさん(22歳)

合格者イラスト
 北海道大学法学部4年在学中
◆ 適性成績/第1回:234点 第2回:200点
◆ 学部成績/GPA3.79
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生+ リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試
◆ 合格校/一橋大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修・半額免除学生)、中央大学法科大学院(既修・全額免除学生)

プロフィールは、2015年合格時点のものです。

はじめに

そもそも私が法律家を目指したきっかけは、高校時代の恩師にすすめられたからでした。
大学に入学すれば司法試験を目指した勉強がおのずとできると考えていた私は、大学の授業を受けようやくそういうわけではないのだと思い知りました。大学の授業を聴いても「答案の書き方」がわからない、司法試験に向けてどういった勉強をすればいいのかわからない、商法・訴訟法・行政法を自分でやろうとしてみるもなかなか難しい……。独学でするには、少なくとも自分には厳しいかもしれない。そう考えはじめたのが一年生の終わり頃で、これからどうしようと考えあぐねていたときにすすめられたのが伊藤塾でした。
そうして、答案を書くことを前提に法律を学ぶことのできる伊藤塾は、私にとって勉強の指針を示してくれるものとなったのです。

私がとった勉強方法

基礎マスターについては、ひたすら消化するという意識で講義を聴いていました。とにかく細部は後で詰めることができるのだから、まずは全体像をつかまないと答案が書けないという思いからでした。最初に全体像をつかむという方法は有効だったと思います。大体どこにどういう論点があるかを意識しながら講義を聴くことは、論文マスターを聴く段階になって非常に役立ったと思います。
過去問をどの程度解くにしても、ある程度論文を書く力が必要だと思います。その力を養うためには、論文マスターを聴いて論文を書く際のポイントを学び、問題研究を使って実際に答案を書くというプロセスが役に立つのかなと考えています。

学部成績について

大学の授業は、基礎的な知識があることを前提にプラスアルファの専門的なことについて学ぶというものも多かったので、基礎的な知識につき基礎マスターで学んでいたことが、授業の理解の助けとなりました。
また、試験が論文形式であるにも関わらず、授業では論文の書き方というものを教えていただけない場合が多く、その点でも論文マスターで学んだことが非常に役立ったと思います。

伊藤塾の学習と大学生活との両立、学習フォローについて

伊藤塾Q&A をよく利用していましたが、勉強上の疑問についてすぐ聞くことができるのでとても役に立ちました。
また、サークル活動で忙しかったため、好きな時間に学習できるインターネット講義というスタイルは自分に合っていると感じました。また、毎日欠かさず勉強するという癖を早めにつけることができたのもこのおかげだと思います。

最後に

勝因はあえて挙げるとすれば「論文慣れ」したことだったのかなと思います。
同期とゼミを組み、多い時には週三通書いていましたので、答案の書き方というものを体に染み込ませることができたと思っています。私にとってはこのやり方が向いていたのだと思います。
今後もゴール、あるいはスタートまでの道のりはまだ長いですが、日々精進していきたいと思います。