伊藤塾には、講義だけではなく、合格できる環境や情報、様々なフォロー制度が揃っています。

特待生合格

H.Sさん:上智大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]:3.41  S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=34:34:55:12 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別過去問分析講義など

合格校/早稲田大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院(既修)半額免除

はじめに

私は、どんなに些細なことでも困っている人を助けたいとの思いから、弁護士になることを目標にしてきました。そして、私の大学には予備試験合格者があまりいないことから受験指導校で勉強しようと思い、伊藤塾は、合格実績がすごいだけでなく、フォロー制度が充実していると聞いていたので入塾しました。
伊藤塾に入塾する前は、周囲にライバルや同志がいない状況でモチベーションを保つのが難しかったですが、ライブ講義には多くの方々が出席しており、いたるところで議論をしているのが耳に入ってくるため、自分自身のモチベーションを保つことができました。

私の勉強法

〈基礎学習について〉

私は、学んだことを、他人に説明できるか否かで、その知識が身についているかを判断してきました。そのため、勉強する際はいつも声に出して、誰かに説明するようにしていました。友人に説明する分には良いのですが、1人でいるときにこれをすると変な目で見られますので、たいていは家で音読をするという勉強方法でした。
また、特に刑事系では、ニュースなどで事件があると、何罪で起訴できそうか、また、何日間勾留ができるのか、といった形で、知識をぶつぶつ言いながら見ていました。このように、日常で起こる出来事に対して、できるだけ学んだ知識を思い浮かべるという訓練をすると、講義を聴くだけという受け身にならずに、効果的に知識を修得できると思います。

〈法科大学院対策について〉

やはり過去問を解くことは重要だと考えます。例えば、早稲田大学法科大学院の刑法の2問目は、特殊な問い方をしてくるので、事前に対策をしておく必要があると思います。私は入手できる全ての過去問を見て、過去に何の論点が問われたのか全てノートに書きだし、まだ問われていない論点を重点的に復習するということをしました。その結果、本番では、自信をもって答えることができ、内容としてもかなり細かい判例を正確に答えることができました。ただ、やみくもに過去問を解いても無駄になるので、過去問分析講義を受講することで、講師の方が行ってくださる問題文分析の仕方を身につけることも重要だと思います。また、過去問分析講義は、実際に合格された方の答案を3通見ることができるので、その法科大学院に合格するための答案の相場観をつかむことができます。私にとって、これはとても大きな情報でした。
そして、予備試験の短答知識が役に立つことも多々あります。まず、特に刑法ですが、短答で出題される事例と似た状況の問題が出されることがあります。このときに、短答で結論がどうなるのかをつかんでおくことも重要だと思います。
また、中央大学法科大学院の商法では、短答知識を問うてきた問題がありました。私は短答の対策をしっかりしていたため問題ありませんでしたが、短答対策をしていなかった友人は、全く書けなかったと言っていたので、短答対策をしておくことは決して損ではないと思います。

おわりに

伊藤塾は、講義が素晴らしいことだけでなく、様々なフォローがあります。なかでも、ゼミの種類が豊富だと思います。論文の書き方を基礎から学びたい人向けのゼミから、ハイレベルなものまであります。上には上がいると常に感じることができ、勉強のモチベーションを保つことができました。また、ゼミに入ることにより、同じ目標を持った同志と自主ゼミを組むこともできたことも大切な経験でした。
今後は、伊藤塾長から直接教わり続けた人権感覚を大切にしながら、自らの目標を達成するべく、司法試験合格に向けて法科大学院での勉強に励んでいきたいと思います。