講師の手厚い指導と、ともに勉強をする仲間は伊藤塾でしか得られないもの

特待生合格

M.Mさん:一橋大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]:3.60  S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)= 28:30:30:8 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練など

合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)全額免除

はじめに

私は、高校生の時に人種差別や経済的格差問題について地域のボランティア活動を通じて学び、人権支援に興味を持ったことをきっかけに法学部に進学しました。そして、大学で実際に実務の最前線で活躍されている弁護士の方の話を聞くことがあり、自分も専門的な資格を持って将来は仕事をしたいと思い、大学2年生になる直前に法律家を目指すことを決めました。受験指導校を選ぶ際には、大学の先輩や同期からのすすめもあり、合格実績がある伊藤塾にすぐに決めました。通学を考えていたので、伊藤塾の校舎が一人暮らしの家からも近かったことも決める要因になりました。私は海外生活が長かったこともあり、講義の理解についていけるかが不安でしたが、講義では講師の方が丁寧に説明してくださり、とてもわかりやすいものとなっているため、凄く安心して受講することができました。また、通学することでともに切磋琢磨する仲間をつくることもできるので、モチベーション維持にもつながりました。 
試験勉強は孤独になりがちですが、長期的な勉強を必要とする司法試験では、ともに勉強をする仲間の存在が大切になります。講師の手厚い指導と、ともに勉強をする仲間は伊藤塾でしか得られないものだと思います。

私の勉強法

〈基礎学習について〉

私が法律の勉強をしていて一番難しいと思うのが、膨大な勉強の範囲の中で試験に必要なことをピックアップすることです。受験生が学ぶ必要のある基礎科目だけでも7法もあり、その中でも学説、判例、基本的な概念など様々なことを正確に理解する必要があります。日々新しい判例が更新されれば、その都度新しいことを学ぶ必要があり、その範囲は想像を超えるものです。しかし、基礎マスターテキストでは、試験に必要な重要な学説や判例が事前に精査されており、また、基本書とは異なり見やすく書かれているので、試験との関係で大切な箇所を見失わずに勉強ができます。複雑化された判例でも、基礎マスターテキストを使用しながら、講師の方が丁寧に説明してくださるので、自分で必要以上に悩むことも少ないです。
また、サークルや学校の勉強との両立という面でも、十分に時間をつくることができるので問題ありませんでした。
さらに、私は論文マスターと並行して、予備試験ゼミを受講しました。予備試験ゼミでは自分よりも優秀な生徒と議論したり、答案を見たりすることができるので、モチベーション維持になりました。講師の方から直接添削を受けることもできるので、自分に何が足りないかを明確に把握することにも役立ちました。また、論文マスター答練も欠かさず受講しました。答練では、普段学習して覚えているはずの論証でも実際に答案に書くとなるとうまく書けないことも多々ありました。受けるたびに、不正確な知識を確認することができるので、記憶喚起と苦手分野を補う面でもとてもよい機会となりました。実際に時間内に答案に書く練習は試験を受ける上でも必須のスキルであるので、答練で練習する機会を意識的につくることは重要だと思います。

〈法科大学院対策について〉

早稲田大学法科大学院を受験するにあたっては、過去問を3年分解きました。今回の2021年度の受験に関しては、司法試験予備試験の短答式試験から1週間後が試験日だったので、2ヶ月前ほどに過去問は解いておきました。早稲田大学法科大学院は、憲法・民法・刑法の比重が大きいので、論文マスターのテキストを短答受験後に解き直しました。あとは、時間との制約もあり論文ナビゲートテキストを必死に見返し、あやふやな論証は頭にたたきこみました。特に民法は細かいところも問われると聞いていたので、受験をするにあたり不安はありましたが、論文マスターの講義で十分に上位合格が狙えると思います。
また、書類審査もあるので、志望理由書に関してはないがしろにせず、十分に時間をかけて作成しました。法律の勉強以外で周りの受験生に差をつけられるともったいないので、逆に差をつけられるぐらいにしておいた方が受験の際に安心感があって受けられます。試験自体も基本的なことが問われるので、論文マスターで基礎をしっかり固めていれば合格は十分狙えると思います。
慶應義塾大学法科大学院を受験するにあたっては、過去問は3年分解きました。他の法科大学院の試験と異なり、試験時間はひと科目30分から40分であり、まさに時間との勝負でした。事前に過去問を解く際に時間を計って解くことで、時間配分などを決めて慣れておく必要があると思います。
志望理由書に関しては分量もあるので、十分に時間をかけて書きました。また、試験問題に関しては、特に民事訴訟法・刑事訴訟法・商法は他の科目と比べ、基本的な論点や判例が問われるので、重点的に対策をしました。そのおかげもあってか、試験当日は憲法で的外れなことを書いてしまいましたが、その3法では点を落とさず書けたため無事合格することができました。

おわりに

私がこのような大学院に合格できたのは、伊藤塾の基礎マスターや論文マスターで習ったことを反復して学習したからです。時には勉強が嫌になり挫けそうな時期もありましたが、仲間や講師の方の励ましもあったおかげでここまで頑張れたと思います。ぜひ諦めずに頑張ってほしいです。