いかに本試験で実力を出し切るか。伊藤塾で多くのことを学んだと思います。

法科大学院ルートで司法試験合格

津田裕行 さん(43歳)
 

合格者イラスト
大阪大学法科大学院(未修)修了

◆出 身 大 学 /京都大学法学部
◆受 講 講 座 /司法試験演習秋生、短答突破実践力完成講義


※プロフィールは、2012年合格時点のものです。



はじめに

私は前職で不動産の鑑定評価に携わり、何回か破綻した企業の保有不動産の評価などを行うことがありました。その中で、弁護士の先生方の事件解決に向けての尽力を目の当たりにし、自らも法曹教育を受け、弁護士として活動したいという思いが高まり、法科大学院に入学しました。

私がとった勉強方法

短答式対策は、短答突破実戦力完成講義を受講しました。講師は過去問を徹底的に研究して、条文に沿って解説してくださるので、非常に短答の実力向上に役立ったと思います。
論文式対策は、まず、わかりやすい日本語を書くこと、自分の思考過程を示すこと、たとえ知識不足や問題文の読み間違えで筋を外した答案を書いたとしても、なぜ、どこで間違ったのかが読み手に伝わるような答案を書くことを心がけました。これには社会人としてビジネス文書を多数作成してきた経験が非常に役立ったと思います。
2時間という限られた時間、限られた答案用紙の中で、何を、どのように書くかということについては、岡崎講師の解説講義から沢山のヒントをいただきました。ペースメーカー論文答練を受講した最初の頃は、自分の知識・理解力不足、現場思考の難しさ、時間の厳しさを痛感させられました。無駄なことを考えている暇は1秒もなく、余計なことを書いている余裕は1行もないということを身を以て知りました。いかに本試験で実力を出し切るか、本試験のシミュレーションという点で、伊藤塾で多くのことを学ばせていただいたと思います。