伊藤塾を信じてたゆまぬ努力をしてください。

法科大学院ルートで司法試験合格

舩津丸健さん(25歳)
 

慶應義塾大学法科大学院(既修)修了

◆出 身 大 学 /明治大学法学部
◆受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生、司法試験演習秋生 など
 
※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

私は、何か強い思いがあって法律家を目指したのではなく、法学部に入ったのだから司法試験を受けるのだろうという安易な考えと、法律家に対する漠然とした憧れから司法試験を受けることを決意しました。その後、知人が伊藤塾に入塾すると聞き、自分も早く対策しなければ憧れだけで終わってしまうと思い、大学2年生の7月に伊藤塾に入塾しました。伊藤塾の講座は基礎から応用までのカリキュラム、休んだ際のフォロー体制がしっかりしていることに加え、講師陣が超一流だったので、伊藤塾に入塾してよかったと心から思いました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

基本的な法知識の修得のために、私は、基礎マスターで使用した基本書、論証パターン集、呉講師のレジュメを何度も何度も繰り返して読み、定義・趣旨・要件・効果・規範・論証の流れを正確に覚えるように努めました。
法科大学院入試・司法試験において合否を分けるのは、難解な応用部分ではなく、この段階で修得した基本的な法知識であると思います。なので、この基礎の段階から講師の指示に忠実に従って勉強することをオススメします。

論文式試験対策について

論文試験対策としては、まず論文マスターの予習をし、講義後に復習をするという当然のサイクルをこなしました。論文は自分の手で実際に書かなければ書けるようにならないと考えていたため、予習としては指示された7~8問すべて答案構成にとどめず、答案をフルスケールで書いていました。復習としては、予習段階で自分が見落としていた部分、記憶が曖昧であった部分、新たに学んだ部分に付箋を貼り、そこを重点的に理解・記憶するように努めました。
また伊藤塾のペースメーカー論文答練は判例の事案を丸写ししたような問題ではなく、現場思考が要求される良問が多いので、本試験対策の演習としては過去問と同等に役に立つと感じました。なので、講座名どおりこの答練を勉強のペースメーカーにしながら穴をなくし、現場思考力を鍛えればよいと思います。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー体制について

私は、呉講師の講座を通学受講していました。やはりライブだと講義の迫力・緊張感などが一段と違うのでライブをオススメします。休んだ際はインターネットで視聴し、すぐに追いつくことができました。伊藤塾のフォロー体制は素晴らしいです。また、インターネットでは2倍速でも講義を聴けるので、復習のために繰り返し講義を聴くことができ、知識の定着に大変役に立ちました。

最後に

今後は、今までお世話になった方への感謝を忘れず、謙虚ではあるものの強い法律家になりたいと思います。
皆さんの中には大学受験で失敗して自分の能力に不安がある方もいるかと思います。正直私自信も不安でした。それでも呉講師に必死でついていき今年合格することができました。合格した今、実感しているのは司法試験で合否を分けるのは頭の良し悪しではなく、どれだけ忠実に講師の指示に従ったか、どれだけ普段の学習で自分に負荷をかけることができたか、試験の現場で諦めずにどれだけ踏ん張れるかだと思います。なので、伊藤塾を信じてたゆまぬ努力をしてください。 
最後に、一から法律を教えてくださった呉講師、本当にありがとうございました。呉講師に出会えなければ私の司法試験合格はありえませんでした。ついていけばこんな自分でもなんとかなるかもしれないと信じて、今年合格することができました。本当にありがとうございました。