社会人3年目から法律家を目指しました。呉講師の「完全マスター」で答案作成方法を修得。

法科大学院ルートで司法試験合格

中村剛さん(32歳)

慶應義塾大学法科大学院(既修)修了
◆出 身 大 学 /立教大学法学部
◆受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練 など 
※プロフィールは、2012年合格時点のものです。 

はじめに

私が法律家を目指したきっかけは、会社に入って3年目のことです。その頃、自分は普段会社でやっている日常業務が大体できるようになっていたのですが、このまま続けていると仕事をこなすだけになってしまい、自分が人間としてこれ以上成長できないのではないかと考えました。そして、元々法学部出身であったことと、当時マスコミ関係の仕事をしていて様々な事件に触れる機会も多かったので、自分はマスコミ関係者として第三者の立場からそういった人達に関わるよりも、もっと当事者に寄り添って事件に関わりたいと考えたので、法律家を目指そうと考えました。
そのような思いから、司法試験受験指導校を見回ることにしました。その中で伊藤塾に入塾した理由は、体験講義で伊藤真塾長のわかりやすく、熱い講義に心を打たれたからです。

私がとった勉強方法

私は、法的三段論法や条文を重視した形の答案作成方法を、伊藤塾長及び呉講師の講義で身につけました。特に、伊藤塾長の論文マスターや呉講師の完全マスターにおいて、答案の形として法的三段論法の仕方を指導され、また条文を重視した形の答案を基に繰り返し叩き込まれ、単に言葉としてではなく体に染み込ませることができました。呉講師の完全マスターでは、基礎的な知識を修得する基礎マスターに相当する講義と、論文の書き方を修得する論文マスターに相当する講義を両輪の輪として同時併行的に行われたことによって、知識の修得の際にも上記のような重要性を強く意識しながら学べたことは、非常によかったと思っています。

法科大学院での受験対策、伊藤塾の活用

法科大学院では、特定の論点について深い理解はできますが、幅広く論点を取り扱うということをしません。そこで、伊藤塾の基礎マスターなどで幅広く論点を学んで、一通りどのような論点が出ても書けるようにしました。

伊藤塾の受講スタイルとフォロー制度について

伊藤塾のインターネット講義は、大変よかったと思います。私は仕事をしながら勉強をしたいと考えていて、かつ仕事が時間不規則なものであったので、通学して受講することは無理でした。したがって、在宅受講しか考えていなかったのですが、伊藤塾はインターネットで受講することができ、場合によってはインターネットカフェなどでも受講できるので、私としては勉強しやすい環境でした。
さらに、2倍速などを使用することにより、通常よりも時間短縮ができましたし、通勤中も講義を聴くことができたので、効率よく勉強ができました。

最後に

私は、いわゆる「マチベン」と呼ばれる弁護士になりたいと考えています。市民の身近な法律家として、様々な問題に直面している人達の力になるため、日々自己研鑽を怠らないように頑張りたいと思っています。