法律の勉強は未経験。結婚・転居、家事や介護の中、40歳という年齢でゼロからのスタートで短期合格

予備試験ルートで司法試験合格

K.A さん
 

合格者イラスト
明治大学経営学部卒業
◆ 予備試験合格時 /明治大学経営学部卒業
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、司法試験演習秋生、司法試験論文過去問マスターなど

※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

結婚・転居に伴い新天地で新たな仕事を探していたところ、夫に弁護士業をすすめられました。法律の勉強は未経験で、40歳という年齢でのゼロからのスタート。ものになるのかという不安はありましたが、伊藤塾で基礎から学び、今は弁護士として充実した日々を送っている夫が、強く背中を押してくれました。家事や介護で長時間の外出がままならず、通学受講は著しく困難な私にとって、Web受講が可能なことも、伊藤塾で学ぶ決め手となりました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

初年度は予備試験短答合格、次年度は予備試験最終合格、その次の年に司法試験合格という目標を立て、短期合格を目指しました。そこで私は、基礎マスター・論文マスターを繰り返して、基礎的事項の修得に努めました。インプットの学習では、基礎マスターテキストの完全理解・完全記憶に努めました。知識や情報を取捨選択でき、知識の増加による混乱を避けることができました。

論文式試験対策について

アウトプットの学習においては、論文マスターを使って三段論法の修得、論点抽出、論証の確認に重点を置いて、答案構成を繰り返しました。また、司法試験の過去問や答練を使って、実際に答案を書く訓練をしました。特に後者では、初見の問題は誤読をしがちで、時間に追われて三段論法もおろそかになりがちなので、自分の犯しがちな失敗パターンの発見と改善に注力しました。インプットとアウトプットは両輪ですが、私はアウトプットに軸足を置きました。どう使うかを意識しながら知識を記憶すると、知識が使える形で定着しやすいと感じます。

働きながらの学習方法について

日中に全く勉強時間を作れなくても、Web受講により夜間に勉強することができて助かりました。また、講義を録音し、家事をしながら何度も講義を聴くことにより、机に向かえない時間も有効活用できました。

予備試験受験を目指した理由と予備試験ルートのメリット

予備試験合格から司法試験受験まで、半年足らずでしたが、答練の講師答案は時間内に基礎的な知識を使って書ける程度の現実的なもの。おかげで、少ない勉強時間で試験対策をするポイントを押さえることができました

おわりに

当初の目標通りのスケジュールで、無事に司法試験合格を果たすことができました。伊藤塾で基礎からしっかりと学べたことが、良い結果につながったのだと思います。ともに喜んでくださった伊藤塾のスタッフの方々や、最後まで応援し続けてくれた夫に、深く感謝しています。伊藤塾で習ったことをマスターすれば大丈夫。かつての夫の言葉をもって、私も、これから法律を学ぼうとする方の背中を押してあげたいと思います。