勝因は、信じた伊藤塾のテキストをとにかく繰り返し続けたこと。合格のための知識修得には最も効率が良かった

予備試験ルートで司法試験合格

K.E さん
 

合格者イラスト
一橋大学法科大学院(既修)修了
◆ 予備試験合格時 /一橋大学法科大学院(既修)3年
◆ 出 身 大 学 /一橋大学法学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、司法試験演習秋生、司法試験論文過去問マスターなど
※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

私は、公益に資する仕事、自分の裁量と責任でできる仕事をしたいと考えていたため、弁護士という仕事に興味をもつようになりました。そこで、大学1年の6月、予備試験・司法試験指導で実績ある伊藤塾に入塾を決め、勉強を始めました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

司法試験を終えて振り返ってみると、試験の際に必要な知識の90%は基礎マスターで得られたと思います。基礎マスターテキストを繰り返し読む。これが合格のための知識修得には最も効率が良いのではないでしょうか。ただテキストを読むだけという勉強ではなかなか知識の定着が図れないので、どの講師の方々もおっしゃるように、基礎マスター段階で知識のアウトプットとして短答式試験の問題を解きつつ知識の定着を図るという勉強法をとっていただきたいと思います。インプットすることと実際の試験の形式であるアウトプットの間には隔たりがあるので、早い段階でアウトプットを意識した勉強を取り入れるべきだったと反省しています。

論文式試験対策について

論文マスターを受講し、論文マスターテキストを繰り返し解くということをしました。テキストは厳選された良質な問題が掲載されているので、これを繰り返すだけで合格に必要な力を得ることができると思います。しかし、注意していただきたいのは漫然と解き続け、答えを覚えるようなことはしてほしくないということです。確かに答えを覚える勉強でも入試には対応可能であろうと思います。ただ、それでは思考力が身につかず、ひねった問題を出された場合対応できない可能性があるのです。テキストを繰り返す際には、問題を解いたうえで、間違えた箇所を明確化し、なぜ間違えたのかを分析したうえで、どうすれば次に間違えることなく問題を解けるかを考える改善というプロセスを経る、思考力重視の勉強を行っていただきたいと思います。

学生生活との両立について

私は、運動部に所属し、アルバイトもしており、なかなか学習の時間を確保することが難しかったので、Web受講することができる点、講義を倍速で聞ける点は非常にありがたかったです。

法科大学院での学習について

自主ゼミで司法試験の過去問の検討を行いました。ここでの学習が合格という結果に大きく寄与したのは間違いありません。ここで学習した知識や考え方は伊藤塾の教材に書き込むなどして反復学習するようにしました。

おわりに

勝因は、信じた伊藤塾のテキストをとにかく繰り返し続けたことにあると思います。繰り返しというのは実につらい過程でありますが、力がつくのは間違いありません。頑張ってください。