予備試験合格に必要な知識は、基礎マスターで100%得られると考えます

予備試験ルートで司法試験合格

M.K さん
 

合格者イラスト
関西学院大学法学部卒業
◆ 出 身 大 学 /関西学院大学法学部卒業
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、司法試験演習秋生、司法試験論文過去問マスターなど
※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

仕事を続けているなかで、将来を真剣に考えました。そして、社会的弱者といわれる方々を救済する力と手段を得たいと考えたため、法曹を目指すことを決心しました。 伊藤塾には、38期生として9月に入塾しました。伊藤塾を選んだ理由は、圧倒的な合格実績と、やはり伊藤塾長の話に引き込まれたことが大きかったです。伊藤塾を利用する利点は、理解重視の丁寧な講義と圧倒的なスケールメリットでしょう。伊藤塾でAランクと指定された箇所は他の受験生もしっかり書いてきます。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

基礎マスター受講中は、理解重視の学習をするべきだと考えています。その点、伊藤塾の講義は、問題の所在や理論面について丁寧に解説してくれるので、大変有用です。予備試験合格に必要な知識は、基礎マスターで100%得られると考えます。合格できないとしたら、知識が足りないのではなく、理解し切れていないか、知識の使い方をわかっていないことに起因すると思います。私は論文試験に5位で合格できましたが、基本書などはほとんど用いていません。結局、基礎マスター以外に手を広げてきちんと押さえることができる天才などほとんどおらず、かえって知識に振り回され弊害が生じるのでしょう。理解と知識の使い方は、問題演習によることが有用です。実際に答案を書いてみると、ある論点について何のために論ずるのかわかっていなかったり、法解釈に誤りがあったり、当てはめで規範の無理解が露呈したりと、様々なことに気づきます。また、答案を見てもらうことで、矛盾した記述があることに気づかされることもあります。これらの問題が生じたときに、その都度基礎マスターで知識を確認していくことが肝要です。

働きながらの学習方法について

入塾後、1年ほどは仕事を続けながら講義を受講していました。とにかく時間が足りず、1日で勉強に使える時間は最大でも2時間程度で全く勉強できない日も多々ありました。絶対に勉強しなければならないと考えると異常な程のストレスになるように思います。限られた時間の中で最大限の努力をするという心持ちでいた方がいいのかもしれません。その後は、退職して勉強に専念し、在職中にストレスを抱えていた分、勉強できる喜びをかみしめながら勉強していました。

おわりに

弱者の力になりたいという信念だけは一生貫いていきたいです。難関試験に突破したからといって、決して傲慢になりません。自分の力を示すために司法試験があったのではなく、法曹として社会正義の実現に貢献するための手段として司法試験があったと胸を張って言えるよう活動していきます。目の前で困っている方に対し、手を差し伸べられる法律家になりたいです。