伊藤塾で学ぶ2つの利点があります。それは知識の定着と実績に基づく学習計画の安心感

大学在学中に合格

M.M さん
 

合格者イラスト
早稲田大学法学部3年在学中
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試、予備試験口述模試 など
  ※プロフィールは、2017年合格時点のものです。

はじめに

実は疲労困憊の状態で合格を知ったため、しばらく呆然としておりました。各種の実力確認試験等で、酷評をいただいていたため、およそ受かる見込みはないと思ったのですが、受かることができ最後まで諦めきれない気持ちを持つことが大事なのだろうと思いました。また、口述試験の待ち合わせ会場では、ほぼ全員が伊藤塾のテキストを使用しており、伊藤塾のテキストがいかに膾炙しているのかを知ることができました。そのような教材に則って準備を進められたのは大きな励みになったと思います。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

私が入塾したのは同期より遅い10月頃でした。したがってひたすらWEB受講をしていたのですが、いつになっても進捗状況がよくないときに示される伊藤塾長の泣かれている姿が消えず、焦りが消えることはありませんでした。ですので、1日あたりにこなそうとしていた基礎マスター等の量は同期よりも多かったのではないかと思われます。諸先輩方の助言に従い、一巡目はひたすら聴くだけに集中しました。その際になるべく基礎マスターに情報を付加して、なかなか十分な時間をとって聴けない環境で見返す材料を準備しておきました。

短答式試験対策について

過去問を反復して知識の吸着の徹底を図りました。特に、何度もつまづいたところや解説で大切なことを書いてある問題は、その問題番号を表紙に書いて、直前にどこを見返せばよいのか一目でわかるように工夫しました。あと大きな役割を果たしたのは模試です。どのような形式なのか、時間配分はどのようになすべきなのかなどのかなり現実に近い練習ができたのは精神的な面での大きな支えとなりました。

伊藤塾の学習と大学生活との両立について

私は同期よりも遅い10月の入塾であったために、通常受験するべき時期までに当てられる勉強時間が人よりも少なかったのです。そこで、私はとりあえず基礎マスターを一巡したというためにひたすら聴きました。先輩にとりあえずわからなくても一巡しろと言われたのでそのようにいたしました。私は伊藤塾の提案される勉強の仕方に従うことには大きく2つの利点があると考えます。まず、何といっても知識が定着することです。詰め込むには量が多すぎる法律分野をどのように細く砕いていって学ぶのかを伊藤塾は示してくれていると思います。そして次に、何十年にもわたって勉強のスケジュールを提供しているということの安心感です。たとえ同じ量を勉強するにしても、自分で考案した勉強計画と塾の提案してくださる計画に沿って実行するのでは、実績が与えてくれる安心感が大きく異なると思います。

最後に

予備試験は始点に立つにすぎないということから、いよいよだなと感じる気持ちの方が大きいです。予備試験を最後に、と思わず、司法試験、二回試験、実務家登用と目標を延長していって人生どっぷりと法律に浸かって生活できればと私は願いますし、そのような方が増えればますます法曹界は魅力あるものになると思います。