相談者の立場にたって問題を解決してくれた弁護士に感銘を受け、弁護士を目指そうと思いました

E.I さん
 

合格者イラスト
東京大学法科大学院(既修)3年
早稲田大学法学部出身

◆ 受 講 講 座 /
司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試など
※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

私が司法試験を目指したのは、高校時代に弁護士になりたいと思うようになったからです。祖父がその時期に亡くなりましたが、その際親族間で遺産分割について争いが生じました。私の親の側に立った弁護士は、審判に行くことなく、親族間の話し合いを進めてくださり、おかげで、遺産分割後にも争っていた親族関係を回復することができたことに感銘を受けたからです。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

全科目毎日少しずつ触れるという姿勢が重要だと思います。また、集中力がなかったので、40分など時間を区切って、科目をすぐに交替して飽きないように心がけました。そして、今学んだ知識がどのように論文試験で活きるのかを確認することを重視しました。伊藤塾の基礎マスターを受講することで、早くから基本科目全てに触れることができ、各科目を勉強することについての心理的ハードルが下がりました。また、論文マスターでは、答案構成をして、思いつかなかった点を基礎マスターテキストに戻って確認するなど、上記の勉強方法を行ううえで重要な役割を果たしてくれました。

勉強方法 論文試験対策について

論文マスターで答案構成をして、すぐに解答をみてどこが思いつかなかったかを確認することを何周もして、論文の書き方を勉強しました。予備試験の過去問も少なくても1回は書きました。

学生生活との両立について

サークルやアルバイトと勉強を両立するには、高すぎる目標を立てないことです。目標が達成できないと自己嫌悪に陥り、さらに勉強が手につかなくなるからです。隙間時間の勉強はかなり重要です。特に電車通学の人はその時間に参考書を見るだけでライバルとかなりの差をつけることができます。

法科大学院入試 飛び入学・早期卒業について

予備試験の勉強をしておくことは、法科大学院入試の対策をしていることにもなります。そして、予備試験の勉強をしておくことで学部では好成績を得ることができ、早期卒業の成績要件を満たすことも容易になると思います。

おわりに

伊藤塾を利用してよかった点は、早くから全ての基本科目に強制的に触れる機会を得たことです。また、論文マスターを何回も復習することで、論文をどのように書けばよいかがわかったことです。さらに、受講料を支払ってくれた親に対する気持ちから、何らかの結果を出さねばならないという強い動機付けになりました。司法試験に向けては、基礎・原則を誰よりも正確に押さえ、堅実に毎日勉強をして、合格したいと思っております。