2025年春・夏から学習をスタートされた皆様へ
入門講座受講生にとって、夏は、遅れを取り戻したり、復習を一気にしたり、秋以降配信の科目を先取りで勉強をすることができるなど、今後の学習に非常に重要な期間となります。使える時間を最大限に活用し、目標に向かって前進しましょう。
本ご案内は2026年予備試験短答合格までを見据えた学習ガイドとして、ご活用いただけますと幸いです。
1. 短期間で予備試験に合格した先輩に学ぶ
この夏の"入門講座学習のポイント"
講義の受講が遅れがち…そんな人も夏の時間で追いつけます! まずは講義を一通り聴いて、全体像を掴もう!
わからないことがあっても、あまり悩まず、飛ばして先に行ってしまうことも大事だと思います。他の勉強が進んでから戻ってくるとわかるようになっていることがたくさんあるからです。この点、基礎マスターは私のような初学者には、大変学習しやすくできていました。Aランク、Bランクといったランクづけにより、しっかり覚えようと心がけることで、最低限の学習をしながら先に進めることができます。
基礎マスターの、その中でも講師が講義でマーカーを引くようにおっしゃった箇所に、短答・論文合格に必要な知識の8割があるのではと思います。1回目は理解できなくてもざっと全部に目を通す、2回目はマーカーを引いたところだけを読んで理解する、3回目はマーカーを引いたところを覚えつつ読む……と繰り返しているうちに、マーカーの部分、その他の部分への理解、知識の定着ができました。
私は、基礎マスターを初めて学習した段階で重要知識を確実にモノにすることができていたとは言い難いのですが、それでも講義は聴くだけ聴いていました。仮に知識が固まっていなくても、基礎マスターの講義を一通り聴くことで法律の体系というものをなんとなくイメージできるようになります。これは、全てが体系的に結び付けられている法律を理解するうえできわめて重要です。
アウトプットと並行するからこそ、インプットの質が変わる!基礎マスター論文答練は必ず受けよう!〈CBT対応〉
「基礎マスター論文答練 総論」(呉クラス除く)は必ずご視聴ください。論文の書き方や効果的学習法など学習のヒントが満載!
基礎マスター答練をなるべく早いうちから受けておくというのが重要だと思います。法律の勉強が初めての場合、自分が勉強している部分がどういう場面で問題になるのか、試験ではどういう形で問われるのかというのがわかりません。そんな状態だと学習の効率も上がりませんし、意欲も低下していきます。答練を受けると必ずうまく書けない部分が出てくると思います。その状態で講義を受けるとテキストに出てきた知識の使い方や、知識のアウトプットの仕方までを意識しながら学習ができ、効率も上がります。
完璧主義にならず、"全て、とりあえず書く"ということのみ目標にして受講するというスタイルでよいと思います。答練の利用で一番よくないのは、書けないからやらないということです。書けなくても何の問題もないし、書けないのに受けるのはもったいないなんてこともありません。書けるようになってから解こうと思ってとっておいた問題はおそらく一生やりません。答練に手をつけさえすれば、いかに不十分・不正確でも何かしら思いつくかと思います。それをとりあえず書けばよいのです。
基礎マスターを受けている段階で答練があるので、早い段階で実際に答案を書く機会があります。この機会に、答案のイメージをつかむことができ、また同時期に学習を開始した方々の中での自分の位置を知ることができ、学習のモチベーションの向上にもつながりました。
「伊藤塾生学習支援システム」・「司法試験・予備試験 短答過去問集」を活用しよう! 基礎マスターと並行して短答過去問を解こう!
知識はアウトプットすることで定着していくものだと思うので、短答過去問を基礎マスターの受講段階で解いていくと、基礎マスターで扱った部分がしっかり定着します。なので、その回の基礎マスターで受講した範囲の問題については解いていった方がいいように思います。伊藤塾学習支援システムには基礎問題演習という選択肢ごとの正誤問題があり、分野別になっているので、基礎マスターで受講した範囲について学習支援システムで解いていくのはおすすめです。
短答過去問と基礎マスターテキストを繰り返しました。過去問は、基礎マスター講義を聴くのがひと段落したらとりあえず手を出すという形で解いていました。解けないところも多々ありましたが、その都度テキストを聴いていました。わからないところを調べるという意識でテキストを読むと頭に入りますし、テキストの文言も正確に読めると思います。
短答式試験対策として、まず何より過去問を解きました。何度も解くことで、いわゆる短答知識とそうでない知識の分別ができるようになったと思います。そして、このような分別ができるようになった状況で基礎マスターテキストを読み返すと、新しい発見が多くあり、この驚きが記憶の定着にもつながったと思います。
全問題解説を収録。過去問演習に最適の解説・アドバイス。
26穴ルーズリーフ形式で表面に問題、裏面に解説を掲載。1問ごとに切り離しして、自分の教材に差込できます。
司法試験・司法試験予備試験 短答式試験問題解説 ご購入はこちら
物品一覧
2. 先聴き制度を利用しよう
学習先取り!
\ オススメ / 先聴き制度
対象:2025年開講(60期)司法試験入門講座スタンダード本科生 ※
※フレックス本科生、予備試験1年合格コースはすでにカリキュラムが進んでいるため対象外となります。
学習時間が普段より多く取れる夏。この時期を有効活用し、まだ講義が始まっていない科目を先取りすることにより通常の講義を受講する前に予習することができ、通常講義をより効果的に受講することができます。さらには来年の予備試験短答式試験の準備をいち早く始めることにより、ライバルに一歩も二歩も差をつけることが可能です。
予備試験合格者も利用していました!
B.Wさん
先聴き制度を活用することにより、後で本講義を受ける際に知識の頭への入り方が変わってくるため、テンポよく学習を進めることができました。
Hさん
私は、この制度を利用して刑法の講義を先に聴くことができました。通常の講座は憲法から始まるはずですが、私には刑法の方が理解しやすい科目でしたので、先に刑法を聞くことによって、予備試験への恐怖心が払しょくできました。また、1年目にもお試しで予備試験を受験し、論文式試験においてあと一歩のところまで行きました。この経験は、2年目の本番の受験において非常に有利に働きましたが、短答式試験を突破できたのは、この制度で刑法を先に聴いていたおかげだと思います。
B.Qさん
先聴きで早めに民法という最も重い科目を一周することができました。これにより自分に自信がついたとともに本講義が一種の復習になっていました。また、その期間に私は憲法の基礎マスターの復習を中心に時間を割くことができたので、結果的に大きく実力をつけることができたと思います。
Aさん
先聴き制度で基礎マスター刑法を受講しました。私は予備試験に1年で合格したかったので、とにかく早く基礎マスター全てを聴き終わることを目標にしていました。後に民法など範囲の広い科目が控えているので、先に刑法を聴いておけたことは、時間短縮はもちろん、精神的にも自信となり、かなり有益でした。
3. 2026年予備試験短答合格までの
学習スケジュール
必ず受けよう!!
基礎マスター「短答まとめテスト」
司法試験予備試験・司法試験に合格するには、基礎マスターで学んだ基礎知識を確実に定着させる必要があります。
短答まとめテストでは、憲法・民法・刑法の基礎知識の定着度合いを確認しつつ、解説講義を通して試験本番で使える知識の整理の仕方など、学習の正しい方向性を提示します。
全6回:憲法2回、民法2回、刑法2回
プレミアムオプション
「論文ファーストステップゼミ」 8月開講
多くの合格者が受講しているゼミがパワーアップ!
入門講座のカリキュラムを最大限活用できる双方向ゼミ
*対象:合格プレミアムコース&プレミアムオプション申込者
*詳細は、対象の方へマイページ新着情報でご案内しています。
<追加申込受付中!>
2026年予備試験論文式試験はCBT方式!
2025年に学習スタートされた皆様には、すでにタイピングで答案を作成する形で答練をご受講いただいてますが、2025年夏には、いよいよCBT方式答案演習システムをリリース予定です。
より本試験に近い環境で練習を重ねてください。
伊藤塾のCBTガイド
4. 法曹と併行して「公務員」も考える方へ
司法試験入門講座を受講しながら、公務員も目指す方
公務員が第1志望だけど、司法試験入門講座で、法曹資格もとっておきたい方
実は、多くいること、ご存知ですか?
両方を見据えた準備をしながら、将来、ほんとうにやりたい仕事を絞り込んでいく。その選択をサポートするために、司法試験入門講座本科生の皆さんのためだけの特別な講座をご用意しています。
詳しくは司法試験入門講座受講生のための公務員試験対策のご案内をご覧ください。
ご案内ページでは下記内容をご紹介しています。
●公務員試験併願サポート(無料・有料)のご案内
●司法試験学習者におススメの公務員試験は?
~選択基準は「仕事の内容」と「学習負担」
●併行して準備する方が「コレだけはやるべき」3つの公務員試験対策
ご案内ページはコチラ
豊富な情報を持つ専門スタッフが、
試験情報や公務員試験の合格・内定方法をお伝えします。
司法試験から転進される方は、その学習状況もさまざまです。専門スタッフなら、司法試験学習者に特有の課題についても、そのノウハウを豊富に持ち合わせています。
お一人おひとりの状況に応じて、あなたに合った最適な学習プラン・スケジュールをご提案します。
これまでの学習経験を活かして、あなたの能力を遺憾なく発揮できる優れた行政官になっていただきたいと思います。
国家公務員(総合職)の仕事
受ける試験 > 国家公務員採用総合職試験 詳しくはこちら
高度の知識、技術を駆使して政策の企画立案を行う公務員です。ひとつの政策は、長期にわたり、全国民、時には諸外国にも及ぶため、非常にスケールの大きな仕事といえるでしょう。国家公務員(一般職)の仕事
受ける試験 > 国家公務員採用一般職試験 詳しくはこちら
主として事務処理等の定型的な業務に従事する国家公務員です。行政全般を扱うゼネラリストである総合職に対し、実際の行政の現場でひとつの分野に深く関わって働く、スペシャリストとしての性格が強い職種です。地方公務員の仕事
受ける試験 > 各自治体が実施する職員採用試験 詳しくはこちら
各都道府県庁、各市役所およびこれらの出先機関などにおいて、地域に応じた政策の企画立案、行政運営を行います。地方自治体は中央政府において各省庁が担当している行政分野の多くを内包するため、様々な分野に携わることができ、自分の興味にあった仕事の分野を見つけることができる点が、大きな魅力の一つです。裁判所事務官の仕事
受ける試験 > 裁判所職員採用試験 詳しくはこちら
裁判を円滑に進行するために必要な様々な業務に携わります。事務官は裁判所書記官のもとで職務に従事します。書記官になると「法律の専門家」として固有の権限が与えられ、活躍のフィールドが飛躍的に拡大するため、多くの事務官は裁判所書記官を目指します。検察事務官の仕事
受ける試験 > 国家公務員採用一般職試験 詳しくはこちら
刑事事件について捜査および起訴・不起訴の処分を行う検察官を補佐する国家公務員。検察事務官を一定期間務め、特別な試験に合格すると、副検事、さらには検事への道が開けます。衆議院法制局/参議院法制局の仕事
受ける試験 > 衆・参議院法制局職員採用試験
衆議院・参議院の各院に所属する議員の立法活動を補佐する組織です。議員立法の立案、法律案に対する修正案の立案、国会審議の際の答弁補佐のほか、議員に対する法律的なアドバイスを一手に引き受けます。内閣法制局の仕事
受ける試験 > 国家公務員採用一般職試験 詳しくはこちら
法制面で内閣を補佐する内閣直属の機関。法律問題について内閣、内閣総理大臣、各省大臣に意見を述べる意見事務と、内閣が提出する法律案を閣議前に審査する審査事務が主な職務です。5. 行政書士試験 受験のススメ
行政書士試験(法律科目)は司法試験入門講座の学習経験(憲法・行政法・民法・商法)を活かすことができる法律系の国家資格です。
行政書士試験は、
司法試験入門講座1年目の学習だけで受験ができます。
行政書士試験は、毎年11月第2日曜日【2025/11/9(日)】に実施予定です。ただし、出願は7月下旬~です。
*詳細は、一般財団法人 行政書士試験研究センターのWebページをご覧ください。
- 行政書士試験は、法律科目については基礎マスター(憲法・行政法・民法・商法)の知識にて受験ができます。(基礎知識科目については、基準点が設けられていますので、合格のためにはきちんとした対策が必要です。)
- 本試験という緊張感のある空間や、時間内に問題に取り組むシミュレーション、マークシートの記入等を経験しておくことは、これからの予備試験合格にもつながります。
- まだ切迫した時期ではない11月実施の行政書士試験を1つの中間目標として、本試験に向けた準備を経験することも、受験戦略の1つになります。
- そのためには基礎マスター民法、行政法、商法などの先聴き制度がおすすめです。
下記の講座がおすすめです。
◆「2025年合格目標 司法試験・予備試験受験生のための行政書士試験対策講座」(7月上旬リリース予定)
◆「行政書士スピードマスター講座」等
8/31(日)まで最大50%OFF!
ぜひチャレンジしてください!
詳細はこちら
6. 一人ひとりの学習を見守る
安心の学習フォロー
司法試験入門講座では、学習の進度に応じて生じるさまざまな悩みを解決しながら、順調に学習を継続していけるよう、塾生お一人おひとりの学習進捗をサポートしていきます。
学習フォローカウンセリング
Zoomで、直接、講師・実務家・合格者に質問・相談ができます。
勉強方法や、学習内容の疑問に関するご質問について、 マンツーマンで丁寧にお答えいたします。
「どのように勉強をすればよいのだろう」
「学習スケジュールをどうリカバリーすればよいだろう」etc.
定期的に実施している
カウンセリング詳細はこちら
質問制度
マイページ上に受講講座ごとに用意されたフォーラムにおいて質問をすることができ、クラスマネージャーがその質問にお答えします。フォーラムは他の受講生の質問やそれに対する回答も閲覧できるので、自分では気づけない疑問点も共有することができ、学習効率が上がります。
いただいた質問は10日間をめどに回答いたします。
スケジューリング制度
スケジュール管理に自信がない方、またスケジュールどおりに学習が進まなくなってきた場合には 「スケジューリング制度」をご利用ください。クラスマネージャーが、月に1度、 学習の進捗を確認させていただくとともに、 勉強の方法についてのご質問もお受けいたします。
・1回15分
・月1回まで利用可
・電話(伊藤塾から架電)
おすすめ! マンツーマン指導
現在の学習状況にあわせ基礎力をアップしていきます。
司法試験入門講座を学習中の方には、カリキュラムとリンクし、基礎力確立をマンツーマンでサポートしていきます。1stステップでは、事前にテキストと短答式問題集の範囲と課題を設定し、対話形式で基礎知識を確立していきます。2ndステップでは、「問題研究」から論文問題を指定し、添削プラス対話形式で答案の書き方から表現までの論文指導をしていきます。また、法科大学院定期試験対策・法科大学院授業フォローなども、ご要望に合わせ対応します。
疑問や不安などお気軽にお問い合わせください。
受講相談も随時受け付けております。
《お問い合わせ先》
下記にメールをお送りください。
kobetsu@itojuku.co.jp
詳細はこちら