学習2年目の皆様へ

昨年より学習をスタートされた皆様、予定より学習できた方、大学や会社の環境が変わり思ったように学習が進まなかった方、さまざまいらっしゃるかと思いますが、今一度「ゴールからの発想」にならい、この夏にすべきことを確認しましょう。
この2年目が一番力が伸びる期間でもあり、それを実感できる、勉強が楽しくなるときでもあります。本ご案内は2026年予備試験合格までを見据えた学習ガイドとして、ご活用いただけますと幸いです。

1. 短期で予備試験に合格した先輩に学ぶ
"入門講座学習のポイント"
2. 2026年予備試験合格までの学習スケジュール 3. 2026年度 法科大学院入試 を受験される方へ 4. 法曹と併行して「公務員」も考える方へ 5. 行政書士試験 受験のススメ 6. 一人ひとりの学習を見守る安心の学習フォロー


※フレックス本科生の方は、学習をスタートしたばかりの時期にオススメのご案内もご覧ください。>>

1. 短期間で予備試験に合格した先輩に学ぶ
"入門講座学習中のポイント"

point1
論文の型を修得し、未知の問題に取り組む基礎体力を身につけよう!
目的意識を明確に、論文マスターに取り組もう!

論文マスターは、問題文の読み方や論証の使い方、あてはめの方法など、基礎マスターで得た知識を論文として表現するために必要なエッセンスが詰まっており、これを身に付けることで予備試験や司法試験で求められる法的な文章を書くことができるようになります。また、論文式試験の問題を検討することにより、これまで学んできた知識が具体的場面でどのように問題になるかを知ることができ、頭の中で知識が整理されて理解が深まるという意味もあります。このように基礎マスターと論文マスターを併せて学習することにより、予備試験合格に必要な力を十分に身に付けられると思います。

論文マスターの問題研究は何回も解きました。論文マスターを受講し始めの頃は、論証すら覚えていない状態だったので、論文ナビゲートテキストにある論証を毎日読むようにしていました。その際には、ただ文言を読むのではなく、問題意識を確認しながら読むようにしていました。そうすることによって、一言一句覚えられなくても、キーワードとなる部分が浮き彫りとなり、論証を覚えることができました。


論文マスターは受動的に学習していた基礎マスターとは異なり、自分で問題文から問題点を抽出して解答するという、能動的な学習に移ります。ただ、最初のうちは、旧司法試験の問題に取り組んでも全く歯が立たない人が多いと思います。そこで受講を断念するのではなく、解答を読んでなぜこの問題の解答としてこのようになるのかを考えて理解するだけでも十分勉強になりますから、なんとかスケジュール通りに受講を継続することが重要だと考えます。

論文マスターは論文の作法を学ぶ感覚で受講することが大切です。必要な知識は基礎マスターの復習をおすすめします。論文マスターもとにかく早く受講し終えるべきで、早期に実際の問題に触れて、自分で答案を書く作業に移るべきだと思いました。

point2
アウトプットと並行するからこそ、インプットの質が変わる!論文答練は必ず受けよう!〈CBT対応〉

論文マスター答練は、そのスケジュールに合わせて、基礎マスターと論文マスターの復習をするのがいいと思います。なにもなく復習するよりも、答練に合わせて復習することで、記憶効率が格段に上がります。答練自体は時間を計って解きましょう。何回か繰り返すうちに、自分の中での答案の形が出来上がってくると思います。そしたらもう合格は近いです。

出題範囲の部分を答練にあわせて一通り復習するように、答練をペースメーカーとして利用するとモチベーションも維持できます。答練に向けての復習が最も大切だと思います。

論文マスター答練は来る答練・過去問に取り組むまでの懸け橋として、とにかく論文とはどういうものかを知りたくほぼすべての回を受講しました。結果は気にせず「まずは書いてみる」ことが大事だと思います。少しでも早く文を書くことになれるため、とても大事な過程でした。早期合格を目指すなら尚更です。

いくら知識を記憶しても、それを答案上に表現できなければ点数はもらえません。答練の解説冊子の答案例は、いずれも実用的なものばかりです。また伊藤塾の答練の採点は丁寧で、かつ的確だったので、採点でダメ出しされた論証を、優秀答案と答案例を参考にしながら修正する、という作業はよく行っていまし た 。常に「仮に同じ問題が再び出題されたら絶対に解けるようにする」ということを考えて復習をするということが重要だと思います。

私が後悔しているのは、「しょうもない答案を提出してもお金の無駄だから、基礎マスターと論文マスターを全部受講し終えてから提出しよう」と考え、答練を後回しにしてしまったことです。熱意にあふれたとても丁寧な添削者に当たって論文の書き方が飛躍的にわかるようになることがあります。自分ができなかったことを偉そうに書くのは本当に恥ずかしいですが、答練は受講スケジュールに合わせて提出することが重要だと思います。

2. 2026年予備試験短答合格までの
学習スケジュール

例)合格プレミアムコース

 

必ず受けよう!!



『論文マスター答練』
(呉クラスは「論文基礎答練」)
 

単に講義で答案作成法を学んでも、制限時間内に自分の手で答案を書いてみるトレーニングをしなければ、合格答案作成力を修得することはできません。「論文マスター答練」は、限られた時間設定の中で、学んだ答案作成法を実践することで、論文学習の早期から答案を書ける力を養成し、論文マスターの学習効果をさらに高めるように組み立てられたたカリキュラムです。学習効果を鑑みた最適なタイミングで答案を書いていきますので、力がついていることがすぐに実感でき、学習のモチベーション維持にも役立ちます。

自分で実際に答案を書いてみることで、学んだ事項が習得できているかを確認

添削指導による自分の答案への客観的な評価から、今後の学習指針を得る

総合成績表で、自分の位置がわかる。 優秀答案を目標にモチベーションを維持。
 
 

2026年予備試験論文式試験はCBT方式!

 

すでにタイピングで答案を作成する形でご受講方法をご案内中ですが、2025年夏には、いよいよCBT方式答案システム演習をリリースする予定です。
より本試験に近い環境で練習を重ねてください。

 

伊藤塾のCBTガイド

 
 

こちらもおすすめ!

 
 

「論文マスターゼミ」9月開講予定

 

主な対象:論文マスターをご受講の58期生〈2024年開講入門生〉
「書きたい」というポジティブな意識をお持ちなら、「一度も答案を書いたことがない」「試しに答案を書いてみたい」という方も大歓迎です。
論文マスターの予習・復習が大変!と思いの方も、だからこそゼミを活用して学習効率をアップしましょう!

秋開講 実践演習

 

●「CBTコンプリート論文答練」9月開講《CBT対応》
論文の実力を根本から鍛え上げるのは、短答に集中するまではまだ時間のある時期から取り組む必要があります。毎年多くの合格者が受講している受験生定番答練で、初見問題に取り組み、現場思考力を鍛えましょう。

●おすすめ!予備試験対策パック《7月リリース予定》
上記論文答練や、短答式試験までの対策をセットにしたおすすめ各パックをご用意しています。もちろんCBT完全対応!
早期スタートで対策を万全に!ライバルに差をつけよう!

3. 2026年度 法科大学院入試を
受験される方へ

入試日程をチェック!!
法科大学院リンク集



入試情報を随時掲載・更新しております。ぜひご活用ください。
※必ず各大学のWebサイトにてご確認をお願いします。
法科大学院リンク集

目指せ志望校合格!
慶應・早稲田・東大・京大・一橋 対策



『法科大学院別 過去問分析講義 + 法律科目論文模試』
出題傾向を押さえた万全の過去問対策+本試験と同形式、同じ緊張感の中で最終調整!
講座の詳細・お申込みはこちら

ご協力をお願いします!
進路調査・再現答案大募集



法科大学院入試
進路調査(合否調査)
ご協力のお願い〈謝礼あり〉

4. 法曹と併行して「公務員」も考える方へ

「公務員」として働きながら法曹を目指す選択がより身近に

短答式試験が7月にスライドされ、4月頃から1次試験が始まる公務員試験に今までよりもチャレンジしやすくなりました。
「公務員」として収入を得ながら法曹を目指すことが、法科大学院への進学を考えない方にとっては、より現実的な選択となるでしょう。

「裁判所事務官」や「検察事務官」などの法曹に近い仕事、法を創る側である「国家総合職」の仕事など、これまでの学修や興味・関心も、そのままつながります。

司法試験入門講座本科生の皆さんの公務員試験対策も、伊藤塾がサポートします。
司法試験入門講座受講生のための
公務員試験対策はコチラ


豊富な情報を持つ専門スタッフが、
試験情報や公務員試験の合格・内定方法をお伝えします。



司法試験から転進される方は、その学習状況もさまざまです。専門スタッフなら、司法試験学習者に特有の課題についても、そのノウハウを豊富に持ち合わせています。
お一人おひとりの状況に応じて、あなたに合った最適な学習プラン・スケジュールをご提案します。
これまでの学習経験を活かして、あなたの能力を遺憾なく発揮できる優れた行政官になっていただきたいと思います。

国家公務員(総合職)の仕事

受ける試験 > 国家公務員採用総合職試験 詳しくはこちら

高度の知識、技術を駆使して政策の企画立案を行う公務員です。ひとつの政策は、長期にわたり、全国民、時には諸外国にも及ぶため、非常にスケールの大きな仕事といえるでしょう。


国家公務員(一般職)の仕事

受ける試験 > 国家公務員採用一般職試験 詳しくはこちら

主として事務処理等の定型的な業務に従事する国家公務員です。行政全般を扱うゼネラリストである総合職に対し、実際の行政の現場でひとつの分野に深く関わって働く、スペシャリストとしての性格が強い職種です。


地方公務員の仕事

受ける試験 > 各自治体が実施する職員採用試験 詳しくはこちら

各都道府県庁、各市役所およびこれらの出先機関などにおいて、地域に応じた政策の企画立案、行政運営を行います。地方自治体は中央政府において各省庁が担当している行政分野の多くを内包するため、様々な分野に携わることができ、自分の興味にあった仕事の分野を見つけることができる点が、大きな魅力の一つです。


裁判所事務官の仕事

受ける試験 > 裁判所職員採用試験 詳しくはこちら

裁判を円滑に進行するために必要な様々な業務に携わります。事務官は裁判所書記官のもとで職務に従事します。書記官になると「法律の専門家」として固有の権限が与えられ、活躍のフィールドが飛躍的に拡大するため、多くの事務官は裁判所書記官を目指します。

検察事務官の仕事

受ける試験 > 国家公務員採用一般職試験 詳しくはこちら

刑事事件について捜査および起訴・不起訴の処分を行う検察官を補佐する国家公務員。検察事務官を一定期間務め、特別な試験に合格すると、副検事、さらには検事への道が開けます。


衆議院法制局/参議院法制局の仕事

受ける試験 > 衆・参議院法制局職員採用試験

衆議院・参議院の各院に所属する議員の立法活動を補佐する組織です。議員立法の立案、法律案に対する修正案の立案、国会審議の際の答弁補佐のほか、議員に対する法律的なアドバイスを一手に引き受けます。


内閣法制局の仕事

受ける試験 > 国家公務員採用一般職試験 詳しくはこちら

法制面で内閣を補佐する内閣直属の機関。法律問題について内閣、内閣総理大臣、各省大臣に意見を述べる意見事務と、内閣が提出する法律案を閣議前に審査する審査事務が主な職務です。

5. 行政書士試験 受験のススメ

行政書士試験(法律科目)は司法試験入門講座の学習経験(憲法・行政法・民法・商法)を活かすことができる法律系の国家資格です。


行政書士試験は、毎年11月第2日曜日【2025/11/9(日)】に実施予定です。ただし、出願は7月下旬~です。

*詳細は、一般財団法人 行政書士試験研究センターのWebページをご覧ください。

 
  • 行政書士試験は、法律科目については基礎マスター(憲法・行政法・民法・商法)の知識にて受験ができます。(基礎知識科目については、基準点が設けられていますので、合格のためにはきちんとした対策が必要です。)
  • 本試験という緊張感のある空間や、時間内に問題に取り組むシミュレーション、マークシートの記入等を経験しておくことは、これからの予備試験合格にもつながります。
  • まだ切迫した時期ではない11月実施の行政書士試験を1つの中間目標として、本試験に向けた準備を経験することも、受験戦略の1つになります。


2025年行政書士試験を受験される皆さまには、
下記の講座がおすすめです。

◆「2025年合格目標 司法試験・予備試験受験生のための行政書士試験対策講座」(7月上旬リリース予定)

◆「行政書士スピードマスター講座」等
8/31(日)まで最大50%OFF!

ぜひチャレンジしてください!
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6. 一人ひとりの学習を見守る
安心の学習フォロー

司法試験入門講座では、学習の進度に応じて生じるさまざまな悩みを解決しながら、順調に学習を継続していけるよう、塾生お一人おひとりの学習進捗をサポートしていきます。

学習フォローカウンセリング



Zoomで、直接、講師・実務家・合格者に質問・相談ができます。
勉強方法や、学習内容の疑問に関するご質問について、 マンツーマンで丁寧にお答えいたします。

「どのように勉強をすればよいのだろう」
「学習スケジュールをどうリカバリーすればよいだろう」etc.

定期的に実施している
カウンセリング詳細はこちら


質問制度


 

マイページ上に受講講座ごとに用意されたフォーラムにおいて質問をすることができ、クラスマネージャーがその質問にお答えします。フォーラムは他の受講生の質問やそれに対する回答も閲覧できるので、自分では気づけない疑問点も共有することができ、学習効率が上がります。
いただいた質問は10日間をめどに回答いたします。

 

マイページ[フォーラム]のご利用はこちら

スケジューリング制度

 

スケジュール管理に自信がない方、またスケジュールどおりに学習が進まなくなってきた場合には 「スケジューリング制度」をご利用ください。クラスマネージャーが、月に1度、 学習の進捗を確認させていただくとともに、 勉強の方法についてのご質問もお受けいたします。

 

・1回15分 
・月1回まで利用可 
・電話(伊藤塾から架電)

 

スケジューリングのご利用はこちら

おすすめ! マンツーマン指導

 

現在の学習状況にあわせ基礎力をアップしていきます。
司法試験入門講座を学習中の方には、カリキュラムとリンクし、基礎力確立をマンツーマンでサポートしていきます。1stステップでは、事前にテキストと短答式問題集の範囲と課題を設定し、対話形式で基礎知識を確立していきます。2ndステップでは、「問題研究」から論文問題を指定し、添削プラス対話形式で答案の書き方から表現までの論文指導をしていきます。また、法科大学院定期試験対策・法科大学院授業フォローなども、ご要望に合わせ対応します。

疑問や不安などお気軽にお問い合わせください。
受講相談も随時受け付けております。

《お問い合わせ先》
下記にメールをお送りください。
kobetsu@itojuku.co.jp

 

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