全く経験のない分野での一からのスタート。法律を学んだ経験もなく、不安はたくさんあった。基礎マスターは、私のような初学者には大変学習しやすくできていました。

J.C さん
 

合格者イラスト
◆ 出 身 大 学 /明治大学経営学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、予備試験口述模試 など
  ※プロフィールは、2017年合格時点のものです。

はじめに

弁護士と結婚し、次第に夫のしている法律の仕事に興味を持つようになりました。40歳を過ぎてからの、全く経験のない分野での一からのスタート。法律を学んだ経験もなく、不安はたくさんありました。しかし、伊藤塾で学んだ夫が、やればできると背中を押してくれました。そして夫に勧められ、私も伊藤塾の門をくぐりました。 家庭のことで長く家を空けられず、通学が困難な私にとって、webで講座を受講できることも決め手となりました。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

期の途中で入塾したので、最初はとにかく配信ペースに追いつこうと、憲法と民法の基礎マスターと短答マスター、論文マスターを、前回の復習をしながら毎日3コマから6コマずつ受講しました。刑法でようやく配信ペースに追いついてからは、次回の配信までに前回までの刑法の復習をしながら、憲法と民法の復習をするという形で、勉強のペースができてきました。覚えたと思ったことも、他の科目をやっているうちにどんどん忘れてしまうので、完全に忘れないうちに復習をし続けることが大事だと思います。また、わからないことがあっても、あまり悩まず、飛ばして先に行ってしまうことも大事だと思います。他の勉強が進んでから戻ってくるとわかるようになっていることが、たくさんあるからです。この点、基礎マスターは私のような初学者には、大変学習しやすくできていました。Aランク、Bランクといったランク付けにより、学習の優先順位がわかるからです。一通り目は、Aランクだけはしっかり覚えようと心がけることで、最低限の学習をしながら先に進めることができます。基礎マスターで教えられたことをしっかり覚えていれば、予備試験合格は十分に可能だと思います。

論文式試験対策について

知識が論文の答案でどう活きるかという視点で基礎マスターを受講することは、非常に大切だと思います。コンプリート答練や直前答練では、より実践的な訓練を積むことができ、また本試験では同様の問題が出て驚きました。

伊藤塾の学習と家庭との両立、学習フォローについて

家事等、机に向かっていられない時間が多い環境の中、少しでも学習時間を捻出しようと、基礎マスターの講座を録音し、家事や移動時間等には欠かさず毎日、何度も繰り返し聞き続けました。スタッフの方や講師にはきめ細やかに学習をフォローしてくださったことで、心強かったです。

合格後を見据えて

伊藤塾で学んだことは、法律知識に限らず、勉強の仕方や最後まで諦めない姿勢、伊藤塾長の法律に対するひたむきさ等様々です。伊藤塾で学んだことを基礎に、もっとたくさんのことを勉強し、真摯で丁寧な法律家として仕事をしていきたいと思います。

最後に

本試験はたくさんの科目があります。私は短答も論文も、最初の科目でつまずいてしまい「今年はもうだめだ、もう帰ろう」と諦めかけましたが、なんとか最後の科目まで受験したことで、次の試験に進むチャンスにつながりました。また、成績表を見ると、つまずいた科目も自分で思っていたほどには悲惨ではありませんでした。最後まで諦めないことは、本当に大事だと思います。