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2011年

第185回 謹賀新年2011

昨年は、塾としての1人1票運動への取り組みが端緒についた年でした。塾生出身弁護士の訴訟への協力は本当にうれしく思いましたし、受験勉強で忙しいはずの多くの全国の塾生がこの問題を自分のこととして捉えて、運動をそれぞれの方法で推し進めてくれました。

朝、駅に立ってカードを配る、ツイッターで0.2票の事実を多くの人に知ら...

2011.01.02

2010年

第173回  2010年 謹賀新年

今年は韓国併合100年にあたり、北東アジアでの日本の立ち位置が改めて検証される年になります。そういえば民主化運動の悲劇、光州事件から30年。今年の韓国スタディツアーではぜひ訪問したいものです。

そして日米安保50年を迎え、密約問題や普天間問題を通じて、日本の安全保...

2010.01.02

2009年

第161回 2009年 謹賀新年

今年は、貧困・格差の問題がより深刻化するのみならず、アフガニスタンでの国際貢献のあり方をめぐって憲法9条関連の議論が再燃するでしょう。裁判員制度が始まることによって、刑事裁判のあり方がよかれ悪しかれ、劇的に変わるはずです。そして、総選挙がありますから、政権交代、政界再編の可能性もあり激動の年となるでしょう。

塾生の皆さんの生活にもさまざまな変化があるかもしれません。弁護士増員時...

2009.01.03

2008年

第149回 謹賀新年

 東京の早稲田と三ノ輪橋を結ぶ路面電車があります。都電荒川線です。私はこの路面電車の走る東京の下町、荒川で生まれ育ちました。近所の路地で走り回り、缶蹴りや鬼ごっこをしながら腕白な毎日を過ごしました。大工をやっていた祖父の影響で大工道具で遊ぶのが好きだったものですから、近所の垣根をのこぎりで切ってしまっては怒られていました。

 戦争で焼け野原と化した国土を復興させ、高度経済成長期を迎える貧しくも...

2008.01.01

2007年

第137回 2007年 謹賀新年

 正月の東京は澄み切った青空と新鮮な空気で、いつもとは別の世界のようです。

 世界的に暖冬と言われるものの、この正月の凛とした寒さは身が引き締まり...

2007.01.01

2006年

第125回 2006年謹賀新年

 今年は多くの受験生にとって、新しい挑戦の年であると同時に不安の年でもあると思います。これまで増加し続けてきた従来からの司法試験の合格者数が減少します。新司法試験も始まります。司法書士試験でも新会社法がどう扱われるか不安です。行政書士試験も法律科目重視でさらに難化しそうです。こうした不安に負けずに、持てる力を十分に発揮することが例年以上に求められる年になります。

 さて、私は不安にどう対処しているか。まず、「人は成長しようとする限り...

2006.01.01

2005年

第113回 謹賀新年

昨年の世相を漢字で表すと「災」だそうです。確かに多くの天災、人災によって人々が苦しみました。こうした苦難の時代であればあるほど、理不尽な思いをした人々がその苦しい思いをどこかに向けて発散しようともがきます。

社会のシステムとしてそうした思いを受け止めて正しく解決するルートを確保...

2005.01.01

2004年

第101回 謹賀新年

 明けましておめでとうございます。昨年は多くのことが起こりすぎて大変な一年でしたが、なんとか持ちこたえました。信念を貫くことが困難な時代に自分の思うことを続けることができ、新たな年を迎えられるということは本当に有り難いことなのだと実感します。そして何よりも私たちはこうして命をつないでいくことができます。

 20世紀が戦争の世紀であったことは多くの方が指摘するところです。一千...

2004.01.01

2003年

第89・90回 謹賀新年

 「私たちが権利を主張すると障害者のエゴだと言われるんですが。」ある講演会でひとりの視覚障害者の方から申し訳なさそうに質問されました。視覚障害者がホームから転落する事故が耐えないので安全策を講じてほしいと要求すると他の多数の人の負担や不便になるからと断られる現実がこの国にはあります。

 私たちは福祉や人権を本の中で学びます。ですが現場に出ると障害者への接...

2003.01.01

2002年

第77・78回 謹賀新年

 昨年は新年号に戦争やテロとは無縁の日本だからこそできることがあると書きました。あれから1年、日本はその個性的な憲法を活かすことも、国家としての独自性を発揮することもできませんでした。

 私は日本の憲法の根本精神は愛だと思っています。慈悲、思いやりと言って...

2002.01.01

2001年

第65・66回 謹賀新年

 戦争、テロ、貧困、飢餓、疫病。これらは21世紀を迎えるにあたって人類が抱える課題です。こうした世界が直面する大問題とはまったく無縁に生きていくことができる日本において、国際社会における日本と自分の役割を考えることはとても難しいことです。戦争を体験したことのない世代はイマジネーションの欠如ゆえにその残忍さを理解できません。今日の食べる物さえ必死で探し求めなければならない子どもたちがいることを想像すらできず、大量の残飯を廃棄します。

 自分の合格という幸せを考えること、そして家族の幸せ、目の前で困ってい...

2001.01.01

2000年

第53・54回 謹賀新年

2000年です。

ミレニアムのお祭り騒ぎから、Y2Kの不安をかきたてる情報まで、入り乱れ...

2000.01.01

1999年

第41・42回 謹賀新年

 不思議なものです。特別、昨日と何かが変わったわけでもないのに、この日ばかりは、日頃の些細なことから解放され、自分を大きく見つめ直すことができるような気がします。

 今年もよい年でありますようにと誰もが願います。 でも、よい年ってなん...

1999.01.01

1998年

第29・30回 謹賀新年

 年の始めには大きな事を考えるものです。私はこの国をいかに憲法の理念が行き渡った国にするかなどと考えてしまいます。

 昨年、大学、予備校、PTAなどで講演をする機会を得ました。私の夢のひ...

1998.01.01

1997年

第17・18回 素直に生きる

 仕事を終えてみると綺麗な朝焼けです。

 東の空がビルの谷間から次第に朱に染まっていく。富士山も白くくっきり浮...

1997.01.01